秋の集いの反省
待望の秋の集い、春の集いの時の事を思い出して会場へと急ぐ、春と違って舞台挨拶も秋らしくすっきりと素晴らしい。プログラムも落着いたもので、表紙一杯に三升のデザイン、そして秋の象徴である紅葉のポイント、役員さん達のデザインに対する苦心が思われる。プログラム内容も充実して、表紙に恥じないものでした。
ことに山本恭子さんを組んだ事は、ファンにとって又とない贈物だったと思います。アメリカ行き、雷蔵さんの女性観、そして現在の映画界に対する自己の心構え、私達の聞きたいものを山本さんによって進められたこと、最後の舞踊助六、撮影の合間に私達の為にと忙しい中を、本当に有難う御座居ました。
この様な素晴らしい中に、一部の会員によって汚点を残したこと、本当に残念でした。夜の部のジェスチャークイズの際、梅若さんメガネを取ってくれなくては顔がみえないじゃないの!メガネをとってちょうだい!!
私達の後援会に、当日忙しい中を駆つけてくれたお客様に対しておくる言葉でしょうか?梅若さんに限らず、雷蔵さんが出た時の拍手と(その気持は判ります)、スターが出た時の拍手に、高低があつのはどうしたことでしょうか?これ等はもっと気をつけて、と思います。
雷蔵さんの言葉にも、自慢ではないが私の後援会は他の後援会の人達と違って、大変に落着いた雰囲気を持っている。とこの言葉こそ、私達にとっては誇りではないでしょうか?その誇りを汚すことなく、大切に持って行こうではありませんか。
そしてこの次の集いには、秋の集いのそれ以上に、ファンとしての道を、自信に胸をはって行こうではありませんか。
(東京
美作淳) |