五月三日待望の第二回春の集い(茶話会)が午前十一時、午後三時の二回、神田一ツ橋如水会館で催された。

 この茶話会は雷蔵さんの強い御希望で会員さんとお話がしたいという趣旨からと、又ごく内輪で雷蔵さんと会員さんとの間にもっと親しみを増してもらえたらと、早速企画されたものです。

 この日遠く北海道は札幌。九州は熊本の会員さん、年配の方、御子様づれは毎回同じですが、マイクを持って会員さんの中に入られる雷蔵さんは、何か心楽しく見えました。

 花束、花籠を御贈呈下さいました方の御芳名
 平凡・明星・マルベル堂・キング・ミルクボーイ・大映宣伝部(花籠)
 お祝いにおいで下さった方の御芳名
 金田一敦子・田宮二郎・岸正子・市田ひろみ様。大映宣伝部一同様。

 当日はお忙しい所ありがとう御座いました。紙面より厚く御礼申し上げます。又、お手伝い下さいました各グループの責任者の皆様には、役員不慣れのため数々の御迷惑をおかけいたした事と存じます。ここに厚くお詫び及び御礼申し上げます。

 末筆になりましたが、三日、午後四時より明治座に於いて観劇会を行いました。石切梶原を終え、扮装をとかれた寿海丈は親しく会員さんにお逢いになりました。いつも変らぬお元気な御様子にただただ嬉しく思うばかりでした。今後とも、お身体に充分御注意なさいまして演劇界のために御活躍されます様、と当後援会より花束を差上げました。ここに一言申し添えておきます。(編集部)