高山市長から表彰を受ける市川雷蔵さん

 

 

 

 

 

 

 市主催、京都映画記者会、同芸能記者会、在洛三撮影所後援の第五回京都市民映画祭は、五日午後七時からパレス東映でにぎやかに行われた。

 会場には市長をはじめスター約二十人が出席、大久保怜の司会で本年度優秀映画賞の『炎上』、監督賞の内川清一郎氏、主演男優賞の伴淳三郎氏、助演男優賞の中村鴈治郎氏、近衛十四郎氏、助演女優賞の中村玉緒さんら十五人を表彰したほか、多年の実績と日本映画界に功績のあった片岡千恵蔵氏に、マキノ省三賞がおくられた。

京都市民映画祭:1954(昭和29)年に始まり、松竹・大映・東映・東宝・日活がしのぎを削っていた京都で製作された映画から(テレビドラマも表彰されていた) 、毎年11月に部門毎に優秀賞を贈呈。京都の映画産業が大きかった時代には、全国的な賞として取り上げられていた。

 1978(昭和53)年4月6日に日本アカデミー賞が催されると、同映画祭は1977(昭和52)年を最後に1978年以降は開催されなくなる。東映太秦映画村はこの事業を継承し1999(平成11)年以降は京都映画祭に引き継がれ、隔年で表彰してきた。2014(平成26)年に京都国際映画祭とリニューアルされた。(Wekipediaより)

監督と