見事な結束ぶり

俳優協会京都青年部

 俳優協会京都部の、若手スターばかりで結成された青年俳優部が出来てもう五年。その間若い情熱と、結束した活動ぶりには周囲の目を見はらせるものがあった。月一回の研究例会や、親睦をはかるための諸行事を通じて、会員相互の親睦、地位向上をはかってきたが、最近、ますます活発な動きを見せているが、青俳の何よりの強みは、全員がやる気になっていることである。それでなければ、あの多忙なスケジュールを縫っての例会など出来るはずがない。

 三月は、八日と二十一日の二回にわたって例年に製作関係者、ジャーナリスト、一般ファン招待のカクテルパーティが都ホテルで催された。

 こういった諸活動と平行して、これまでなかった俳協東京部にも、青年俳優部を結成するべく、側面からの協力もやっている。これは、京都青俳の充実ぶりに刺戟された東京の青年俳優諸氏が、その結成に動きだしたことによるものである。

京都青年俳優部のカクテルパーティで、本誌の新旧同人の交歓スナップ(右から東、八尋、依田、市川の四氏)