武田敦(たけだ あつし)

1927年1月16日/旧満州・熊岳城
51年早稲田大学政治経済学部を卒業し、同年新星映画社に入り山本薩夫に師事する。53年フリーとなり、記録映画「生きている人形」を共同監督。以後、社会的なテーマの作品を手がけている。
この間、青銅プロダクション主宰を経て、54年大映専務・東京撮影所長に就任。主な監督作品に「ドレイ工場」「沖縄」、シナリオ作品に「雪崩」「にっぽん泥棒物語」「戦争と人間 第二部・第三部」「天皇の世紀」など。シナリオ賞を65年と68年に受賞している。