森田 富士 郎(もりた ふじろう)

1927年12月14日/京都府出身
京都第一工業卒後、陸軍経理学校を卒業する。47年大映京都撮影所に入社。撮影助手として相坂操一らに師事。63年「黒の凶器」でデビュー。66年「大魔神」で三浦賞など受賞。大映時代劇の伝統を守るキャメラマンとして以後主要な時代劇・人気シリーズを担当。71年大映倒産でフリー、同年映像京都設立に参加。

主な作品に、映画「眠狂四郎」シリーズ、「兵隊やくざ」「忍びの衆」、「鬼龍院花子の生涯」「陽楼」「利休」、テレビ「木枯らし紋次郎」「座頭市物語」などがある。

「大魔神」(66)で三浦賞、京都市民映画祭技術賞、毎日映画コンクール撮影賞を受賞し、「利休」(90)で再び毎日映画コンクール撮影賞を受賞した。

1965.01.13 眠狂四郎炎情剣
1965.09.18 新鞍馬天狗
1966.01.03 若親分喧嘩状
1968.01.13 眠狂四郎女地獄