赤坂小梅

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明治39年4月20日生れ。本名向山コウメ

16歳のときに小倉で芸者となる。中山晋平、野口雨情らに認められレコードデビュー。33年、コロムビアからの「ほんとにそうなら」が大ヒット。他に「黒田節」などの民謡も吹き込んでいる。吉田茂など著名人のお座敷も多くつとめ、紅白歌合戦にも数回出場、恰幅のいい体型が特徴的だった。また日本酒を三升飲んでも大丈夫という、酒豪でも知られた。81年に引退後は、晩年を千葉の老人別荘地で過し、92年1月17日淋しく亡くなった。紫綬褒章を74年に、勲四等宝冠章を80年に受章。

1956.01.09 又四郎喧嘩旅