舟橋和郎(ふなはし かずお)
1919年7月2日/東京都
43年明治大学文学部文芸科を卒業し、菊池寛の秘書となり、44年大映企画部に入社。すぐに応召し45年復員。46年シナリオ第一作「彼と彼女は行く」を発表してシナリオライターに転じ、のちフリーとなる。代表作に「きけわだつみの声」()、「雪夫人絵図」()、「二等兵物語」()、「くちづけ」()、「雁の寺」()、「剣」(64)、「与太郎戦記」()など。著書に「兄・舟橋聖一」「シナリオ作法四十八章」がある。兄は小説家の舟橋聖一である。
シナリオ作家協会の第二回シナリオ賞を「きけわだつみの声」で50年に受賞。ほかにシナリオ功労賞を91年に受賞している。
1954.11.01 | 歌ごよみ・お夏清十郎 |
1964.03.14 | 剣 |
1967.06.17 | 陸軍中野学校密命 |