長谷川公之(はせがわ きみゆき)

1925年6月25日/東京都

千葉医科大学を48年に卒業し、50年より警視庁刑事部鑑識課法医学室に勤務して、検死に従事。かたわら、学生時代に発表した作品が映画化されたことからシナリオ作家となる。57年警視庁を退職し、以後シナリオ執筆に専念する。主な作品に東映映画「警視庁物語シリーズ」(56〜64全24本)、テレビ朝日「密約」(88)など多数。

また美術評論家としても活躍し、著書に「現代版画・イメージの追跡」「美しいから使いたい」「現代版画コレクター辞典」「衝撃-東独スポーツ大国の秘密」などがある。「密約」で優秀番組賞を、ブルーリボン脚本賞を「警視庁シリーズ」で受賞している。

2003年6月15日午前五時、呼吸不全のため東京都港区の病院で亡くなる、享年77歳。

1966.09.17 陸軍中野学校雲一号指令
1967.01.03 陸軍中野学校竜三号指令
1968.03.09 陸軍中野学校開戦前夜