高田宏治(たかだ こうじ)

1934年4月7日/大阪市今里

本名・宏治(ひろはる)。58年東京大学文学部英文科卒業後、東映に入社、以後時代劇のメッカ東映京都(企画部)に配属される。

60年「白馬童子・商蛮寺の決闘」シナリオライターとしてデビュー。柳生武芸帳など時代劇で認められ、63年東映を退社、以来フリーで活躍、時代劇、仁侠映画、実録シリーズと、主に東映を中心に数多くの脚本を執筆、故五社英雄監督とのコンビで宮尾登美子原作の3部作「鬼龍院花子の生涯」「陽暉楼」「蔵」他、「極道の妻たち」シリーズなど、のヒット作を生みだす。

最新作は宮尾登美子原作「蔵」の脚本「流れ板七人」「極道の妻たち」第10作目ファイナル決着、など

97年7月(株)ジャパン・アートの代表取締役社長に就任。第1回旗揚げとして、映画「まむしの兄弟」(主演・柳葉敏郎・葉月里緒菜・監督:
村川透)を制作し、その企画、原案、脚本、を担当する。

1969.02.22 博徒一代・血祭り不動