長谷川待子
1937年4月2日/
本名 長谷川つる子 人気マンガ「サザエさん」の作者長谷川町子と同じ名前である。美人型悪女で売ったが、本人は見かけの色っぽさとは大違いで、サザエさんそっくりのあわてん坊なのが、この芸名の由来だといわれている。
SKDの出身。テレビの時代劇で活躍していたが、63年、今東光原作・勝新太郎主演の「ど根性一代」で、映画デビュー。こぼれるようなお色気と仇っぽさで、人気を獲得。つづいて「座頭市千両首」「兵隊やくざ」等に伝法な姉御役で出演。妖艶な流し目と、仇花のような色気をもつ悪女タイプで売り出した。
68年、やくざ映画ブームに乗った“女賭博師”シリーズでは、その魅力を十分に発揮。江波杏子と張り合って、大人好みの濃厚な女っぽさで活躍した。
1965.05.01 眠狂四郎魔性剣
1969.02.22 博徒一代・血祭り不動