高田美和

1947年1月5日/京都府

本名 高田美和子 戦前戦後を通じての松竹時代劇の大スター、高田浩吉の娘である。

日大鶴ヶ岡高校を卒業して大映に入社したが、デビューは62年、長谷川一夫の相手役「青葉城の鬼」であった。この年、結婚した中村玉緒のあとをつぐお姫様役として、主に市川雷蔵、勝新太郎の相手役として「座頭市兇状旅」「眠狂四郎勝負」「昨日消えた男」等に出演。

一方、63年にはコロムビアから、父親譲りの美声で「十七歳は一度だけ」を吹き込み、64年には大阪新歌舞伎座で初舞台を踏んだ。

大映の斜陽により出演本数は次第に減っていったが、そのころより、仕事を舞台とテレビに移し、「女系家族」「おんなみち」「密の誘惑」等の昼メロのヒロインとして活躍。テレビのショー番組の司会者としても活躍した。

夫片岡秀太郎とは離婚している。

1962.09.30 殺陣
1962.12.15 陽気 殿様
1964.01.09 眠狂四郎 勝負
1964.04.18 昨日 えた
1966.01.03 親分 喧嘩
1967.06.17 陸軍 中野 学校
1968.01.13 眠狂四郎 地獄