坪内ミキ子
1940年4月21日/東京都
本名 坪内美紀子 シェイクスピアの翻訳で有名な明治の文学者、坪内逍遥の孫で、父は演劇研究家で知られた早大教授、坪内士行。母は往年の宝塚スター雲井浪子。そして本人は大学出の時代劇女優という華々しいキャッチフレーズで売り出した人である。
推薦者は市川雷蔵。彼女は雷蔵夫人と日本女子大付属小学校から同級であり、結婚式の日に雷蔵に紹介されたのがキッカケで映画界入りをした。
62年、雷蔵主演「陽気な殿様」でデビュー。切れ長の目の、日本的美女で、会社は結婚した中村玉緒の後継者として売り出した。主に時代劇出演。お姫様からおキャンな町娘まで、幅広く活躍したが、結婚、大映倒産とつづき、テレビのショー番組の司会者として活躍した。
1962.12.15 | 陽気 | な 殿様
1963.03.01 | 影を 斬 | る
1963.06.30 | てんやわんや 次郎 | 長 道中
1963.08.10 | 続 | ・ 忍 びの 者
1964.08.08 | 無宿 | 者
1964.11.14 | 博徒 | ざむらい
1965.08.14 | 若 | 親分 出獄