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『花の白虎隊』で映画デビュー。大映株式会社と専属契約を結び、『潮来出島美男剣法』で再スタート。

『新平家物語』で主役の清盛役に抜擢され、見事にその期待にこたえる。

『花の渡り鳥』で正月映画へ初登場。長谷川一夫主演の股旅やくざもの。雷蔵の若さ、飄々とした味わいを生かした『又四郎喧嘩旅』で、一つのパターンができる。『浅太郎鴉』で三隅研次監督との最初の出会いを果たす。

朱雀門』で東南アジア映画祭ゴールデン・ハーベスト賞受賞。

初の現代劇主演作『炎上』に出演。

『炎上』で第32回キネマ旬報男優賞、第9回ブルー・リボン男優主演賞、NHK映画優最秀主演男優賞、ベニス国際映画祭シネマ・ヌボウ男優演技賞等々を受賞。雷蔵代表作の一つに数えられる『薄桜記』に出演。

『炎上』に続いて、監督市川崑、脚本和田夏十、撮影宮川一夫のコンビで山崎豊子原作『ぼんち』に出演。大阪独特の“ぼんち”を巧みに演じ、女優陣の華やかさも加わり、成功作となる。

硬質の時代劇の一つ『忠直卿行状記』に出演、雷蔵の資質にぴたりと当てはまり、代表作の一つとなる。一転、監督増村保造、脚本白坂依志夫による『好色一代男』に主演。『沓掛時次郎』で盟友池広一夫監督と初めて組む。

市川崑監督と三度目になる『破戒』で瀬川丑松役に取組み、37年度キネマ旬報、ブルーリボン等の日本映画ベスト・テンに選出される。

畢生の当り役眠狂四郎シリーズ第一作『眠狂四郎 殺法帖』に主演。

『剣』で京都市民映画祭主演男優賞受賞。

任侠ブームに乗って、雷蔵の新しいシリーズ“若親分”がスタート。主人公・若親分がもと海軍士官という設定は、雷蔵らしいと言える。

珍しい東京撮影所作品『陸軍中野学校』。新シリーズとなる。

『華岡青洲の妻』『ある殺し屋』などでNHK映画最優秀主演男優賞と二度目のキネマ旬報主演男優賞を受賞。

『華岡青洲の妻』で京都市民映画祭主演男優賞受賞。

『博徒一代血祭り不動』を撮了、次回作『千羽鶴』の衣裳合わせを終え、撮影の準備中に倒れ、不帰の人となる。京都市民映画祭マキノ省三賞受賞。