春の集いを開かれるに当り

 

 会員の皆さま第一回春の集いを開かれる由誠に御同慶の至りです。承れば市川雷蔵後援会発足以来十ヶ月ですが定めし賑やかな会場と成る事でしょう。息子雷蔵にとしましても私までも共々喜び居る次第です。

 何卒此の春の集いを中心にして今後共市川雷蔵御後援に御助力下さる様重ねて御願い申上げます。

     昭和三十三年五月

                                   京都伏見の里にて

市 川 寿 海

 

御挨拶

                                       理事長 梅 原 芳 造

 本後援会も発足以来早くも一年になろうとしております。その間会員の皆様始め各方面の暖かい御支援により、ここに第一回春の集いを開催致す事になり大変嬉しく思っております。

 かえりみますと発足当時より会員数も急激に増加し、各グループの活動も活発になり序々ではありますが、会の発展の結果が表われて来ております所で、今日の様な「春の集い」開催致す事になり、雷蔵君後援に又一段とはげみになる事と思います。

 まだまだこの様な「集い」に不馴れなため会員さんの中には御不満をお持ちの方も多々ある事と存じます、それらの事は重々わかっておりますが、一回より二回、回を重ねる毎に皆様に御満足願います様にしてまいりたいと考えるしだいです。

 では今後雷蔵君に絶大なる御支援をお願い致すと共に後援会にも御協力お願い申し上げます。では簡単ながら御挨拶とかえます。