春のやわらかい陽射しがそっと雷蔵さんの肩にささやきかける憩いのひととき。時代劇のしかつめらしい衣裳をかなぐりすてて、濃紺のネクタイをキチンと締めた雷蔵さんはどこからみても一分のスキもない青年紳士です。

 若さと大きな希望にジッと明日をみつめる雷蔵さんに幸多かれと祈りましょう。