雷蔵放談
寄らば切るぞ

  

25日から新連載

 人気スターがリレー登場して、執筆、または放談する本紙八面の“好読みもの”は回を重ねるごとに好評を得ていますが、いよいよ二十五日から市川雷蔵の「放談・寄らば切るぞ」を掲載することになりました。

 雷蔵は関西歌舞伎の長老・市川寿海丈の養子であることはあまりにも有名。現在、大映時代劇を背負ホープであり、ことし二月ブルー・リボン賞、NHK賞、キネマ旬報賞、ホワイトブロンズ賞など四つの男優主演賞を獲得したタレントでもあります。

 その顔は端麗で貴公子とよぶにふさわしく、また最近“雷蔵チーム”をつくるほどの野球ファンであり、スポーツマンである彼が、一面、オフ・スクリーンではたいへん明朗型な毒舌家として知られ、その毒舌が、ユーモラスな人情とあいまって、好感をいだかれてもいます。

 この雷蔵の「放談・寄らば切るぞ」さて、どんな話題がとび出すか?なにとぞご期待ください。