「キャー オカアサーン」

「オコンバンワ いえね あんまり画に実が入りすぎちゃってさ 別にワルギがあって壁に穴をあけたんじゃないですよ」

あられもなき彼女の姿をうわまわる雷蔵画伯のあられもないこの姿 アーメン

「いくら恋人だってさ レディの部屋にノックなしで飛びこんでくるなんてアンマリよ プンプンのプン」

すっかりご機嫌なな、めの玉緒チャンのケンマクに・・・

「スイマセン コノトオリデス」

あわれ二人の恋物語もオワリを告げるかと思いきや・・・

「さっきはゴメンネ」

「ウウン ボクがいけなかったのさ」

いくらケンカをしても 好いて好かれた仲じゃもの 夕闇せまればケセラ セラ・・・

つまりなるようになるのでありました