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秋陣営の霜の色
鳴き行く雁の数見せて
植うる剣に 照りそいし
むかしの光 いまいずこ
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きりりとしめた白はちまきもりりしいお姫さまと若ざむらいの姿が
月に浮びあがっています。
mmm
「うわあ!くすぐったいよ。ごめんごめん」
「いや、本ばっかり読んでいちゃ。ねえ、お話しましょうよ」
文学青年の雷蔵さんが本を読みはじめると、プンとすねた嵯峨さんがおちゃ目ないたずらをはじめます。