♥’62ロマンス第1号
自動車の運転も出来る女子大生
ボクの理想にピッタリの人・・・
大映の美剣士市川雷蔵さんが手ばなしで賞める遠田恭子さんはこんな人です!!
*雷蔵さんの婚約者遠田恭子さんはこんな人
「ボクのおヨメさんは、芸能人でなく、しとやかで上品で、しかも知的で近代的な人」
大映の看板スター市川雷蔵さんは、結婚話がでるときまってこういっていました。
その雷蔵さんが、昨年の暮れもおしつまった12月28日の午後1時、東京赤坂のホテル・ニュージャパンに大勢の記者を集めて「ボクの理想にピッタリの人です。」
その人の名は−遠田恭子さん。
優しい心の持ち主
雷蔵さんが、自分の口から理想の女性にピッタリという遠田恭子さんは、いったいどんな女性なのでしょう。
恭子さんは昭和15年9月2日生まれの21歳、昭和6年8月生まれの雷蔵さんとは、ちょうど9歳ちがい。現在、東京目白の日本女子大学家政学部児童学科に在学中。
そして、その日本女子大のすぐそばの文京区高田豊川町に、祖母遠田クニさん(70)、母の光子さん(40)の三人で住んでいますが、ある事情で大映の永田社長がお父さんがわりになり、何不自由ない幸福な毎日を送っています。
学校は日本女子大の付属小学校、付属中学校、付属高校と順調に進み、昭和34年に大学の家政学部に入学したのですが「幼稚園の先生になりたかったので」児童科を専攻したのだそうです。また幼稚園の先生になろうと思う前は、“看護婦さんになりたい”と毎日考えていたそうですから、子供のころから優しい心の持ち主だったようです。