伏見にある養父市川寿海さんのお家には、歌舞伎俳優としてのたしなみと趣味をかねて、渋く落ちついたお茶室があります。

 休みの日には雷蔵さんを迎えて、寿海さんがお茶をたてて父と子のひとときを過します。