時代劇の華

 殺陣は芸能界ではタテと呼ばれ、タテ師という専門家が振りをつけます。主役が強そうに見えるのも見えないのも、この振付けのいかんよるといわれるほどタテ師は重要視されています。

 昔は斬られる人が絶対に主役より刀を上にあげてはならないとか、いろいろ型の上に制約がありましたが、近頃では型よりも真実味を感じさせるタテを尊重するそうです。

『飛切り』

「エイ」「ヤッ」足を払う敵の剣をとび上ってよける。