燈篭ながしは、古くからつたわるお盆の風俗の一つで、燈篭に灯をともして川や海や湖などに流し、先祖のみたまをなぐさめる行事です。

  湯上りの肌に涼風がここちよくふきぬけてゆく夏の夕ぐれ
 「ホラ、わたしのはもうあんなにいったワ」
 「ホント、きれいだネ」
  燈籠のほのかな灯に照らしだされた雷蔵さんと山本さんのおふたりは、日本の古いしきたりの燈籠ながしをたのしんでいます。