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新・平家物語 1955年80分カラー 〜吉川英治の歴史小説を豪華スターの共演で、3人の巨匠が3部作として作り上げた大河シリーズの第一作で、監督は溝口健二。平安末期、貴族との激しい権力抗争の中、次第に力をつけてきた武士階級の中心人物として野望を抱く平清盛の若き日を描く。フランス・ヌーベルバーグの映画人たちに高い評価を受けた長回しのカメラワークと、主演の市川雷蔵の迫力ある演技に注目。デジタル・リマスターにより映像の美しさも再現。〜
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MOVIES OF KON ICHIKAWA |
監督のフィルモグラフィーを年代別に分け代表作をセレクトしてお届け。時代の変遷と共に様々な試みに挑戦して映画を作り続けたパイオニア、市川崑監督の魅力に迫る総力特集です。 |
炎上 1958年87分モノクロ 〜三島由紀夫の小説「金閣寺」の映画化。市川雷蔵の現代劇映画初出演作。若い学僧の溝口吾市(市川)は、酷い吃音がゆえに、亡き父親に聞かされていた驟閣寺の美しさのみを心の支えとして生きてきた。しかし、彼は住職(中村)の俗物ぶりや観光地に成り下がった寺の姿に絶望し、自殺しようとするが失敗、ついには驟閣に火を放つ。金閣寺の"絶対美"に対する"人間"の生々しい姿を鋭く描いた傑作。名キャメラマン・宮川一夫のモノクロによる映像美が見事。〜
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土曜・日曜朝7時のスタア映画
容姿端麗。眉目秀麗。その圧倒的な存在感で雲の上の存在だった昭和20〜30年代の映画スタア総勢24人の作品を厳選。 | ||
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あのころ、銀幕の中のスタアが恋人だった―。現在のシニア世代が青春を謳歌した昭和20〜30年代に、人々の憧れの眼差しを一身に受けて輝いた往年のスタア俳優たち。
容姿端麗、眉目秀麗。雲の上の存在たる映画スタア総勢24人が、20〜30代の若き日に主演し、フィルモグラフィーの中でも“隠れた名作”と呼ばれる作品をセレクト。各作品の放送前には、スタアたちのポートレートと簡単なプロフィールを紹介するコーナーがあります。 |
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若親分 1965年88分カラー 〜紙屋五平の原案を、ヤクザ映画の傑作「沓掛時次郎」で雷蔵と組んだ池広一夫が監督。明治の末期、元海軍士官という異色の経歴を持つヤクザが、父の仇を討つため奔走する。南条組の親分・辰五郎が闇討ちされ、犯人は滝沢組と判明。辰五郎の長男で海軍少尉の武(市川)は父の跡目を継ぎ、滝沢組組長・巳之助(石黒達也)の右腕を斬り落とす。しかし真の黒幕は、新興ヤクザ太田黒組の伊蔵親分(佐藤慶)だった。武は単身、太田黒組に殴りこむ…。〜
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ある殺し屋 1967年85分カラー 〜雷蔵がニヒルでストイックな殺し屋に扮したハードボイルド映画の傑作。普段は無口な板前として生きる塩沢(市川)は裏では名の知られた殺人請負人。塩沢はある暴力団から敵対するボス・大和田の殺人を2千万円で請け負い、ボスを刺殺するが、その報酬の横取りを狙う者が現れて・・・。〜
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いろは囃子 1955年81分モノクロ 〜賭場のもつれから役人に追われた薊の平太郎(市川雷蔵)は、岡ッ引の辰五郎(尾上栄五郎)が経営する矢場に逃げ込んだが、矢場の女・お仙(山根寿子)にかくまわれる。三日間、お仙の部屋で二人きりで閉じ籠もったが、辰五郎に見つかって逃げ出した二人は、その夜、大川端の葦の中で、互いの身の上を語り合った。材木問屋大和屋の一人息子でありながら、許婚の、呉服商但馬屋の娘・お菊(峰幸子)を捨て、身を持ちくずした平太郎と、故郷を捨てて今は泥水稼業のお仙は、いっそ心中でもと、相抱いて大川に身を投げた。平太郎は、但馬屋出入りの職人に助けられ、但馬屋の女主人・お政(沢村貞子)に意見されて大和屋に帰り家業に励むことになった。だが、そのためにお菊を嫁に貰いそこなった山田屋の清三郎(五代千太郎)は、やくざの源九郎(羅門光三郎)にすすめられてお菊を誘拐する。源九郎がさらったお菊を、清三郎の待つ屋形舟に運びこむところを、荷揚人足の藤兵衛(菅井一郎)と、彼に助けられて今はその女房になっているお仙が見ていた……。〜
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踊り子行状記 1955年分モノクロ 〜旗本・安堂左馬之助(市川雷蔵)と武智十郎太(勝新太郎)は、兄弟のように仲の良い間柄。藩士としては破格の抜擢を受けた二人は、上役の旗本・水城頼母(黒川弥太郎)の誕生祝いも兼ねた宴の席に招かれる。だがその席上で、左馬之助は、登用に漏れた香東玄六(河野秋武)と口論となってしまう。さらにその翌日、今度は十郎太が玄六から言いがかりをつけられ、腹に据えかねた十郎太は玄六を斬ってしまった。左馬之助は十郎太の年老いた母親を思い、自分が身代わりとなって十郎太の身を隠すが、玄六の恨みを晴らさんとする義兄・渋川陣十郎(富田仲次郎)の厳しい探索がはじまった。二人の運命やいかに!?〜
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花の渡り鳥 1956年81分モノクロ 〜島帰りの旅鴉・榛名の清太郎(長谷川一夫)は、権現山の崖下で、瀕死の七兵衛(香川良介)から娘のおみね(阿井美千子)への伝言を頼まれ佐原へ向かい、その道中、女道中師の見返りおぎん(木暮実千代)と出会う。おぎんは清太郎の男らしさに一目惚れし、相棒の蜩の半次(勝新太郎)と後を追う。その頃、佐原では、顔役の岩井屋音蔵(柳永二郎)がおみねに邪恋を寄せるが、七兵衛の乾分・惣吉(夏目俊二)がおみねを連れて逃げ出し、音蔵の配下に追われていた。そこへ現われた清太郎は二人を助け出し、単身、岩井屋へ乗り込む。一方、惣吉とおみねは再び音蔵の配下に追われ、もはやこれまでと利根川に身を投げようとするが、清太郎の弟分で今は堅気に収まっている、船宿・蔦屋の主人・佐吉(市川雷蔵)に助けられる。佐吉は佐原神社の祭礼で清太郎の無事な姿を目撃し、衝撃を受ける。清太郎が探している恋しい女・おしの(清水谷薫)は、今は佐吉の恋女房なのだ。運命のいたずらか、愛する男の板ばさみになり、悲しむおしの。そして佐吉は兄貴分への義理を立てて、再びやくざへ戻る決意を固める。〜
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眠狂四郎 多情剣 1966年85分カラー 〜岡場所の娼家を訪れた眠狂四郎(市川雷蔵)は、黒覆面の忍者の集団に襲われる。からくもこれをかわした狂四郎であったが、今度は下谷の町道場で剣術指南をしている赤松勘兵衛(五味龍太郎)の妻が全裸で殺害され、あらぬ嫌疑をかけられてしまう。身の証しを立てるため狂四郎は単身、道場を訪れるが決着がつかず、日を改めて勘兵衛と立ち会うことになった。これらの事件の背後では、かつて狂四郎に醜悪な顔を暴き出された将軍家斉の娘・菊姫(毛利郁子)が動いていた。狂四郎は敢然とこの挑戦を受けて立つのだった!〜
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綱渡り見世物侍 1955年83分モノクロ 〜浅草の阿蘭陀座で手裏剣投げの妙技を披露し、人気を博している力太郎(市川雷蔵)とお小夜(水原真知子)は相思相愛の間柄。力太郎は、お小夜の父親が背負った借金を返済して、お小夜と晴れて祝言を挙げる日を楽しみにしていた。ある日、力太郎は「若様」と老武士から声をかけられる。老武士は奥州二本松藩の江戸家老・加島文太夫(坂本武)であった。失踪中の嫡子・鉄之丞と瓜二つの容姿の力太郎は加島から礼金百両を提示され、身代わりとなるよう頼まれる。百両あれば借金が完済できる。力太郎は二本松城へ行く決心をした。一方、本物の鉄之丞は江戸の一角に隠れ住んでいたが、陰謀派の襲撃を受けて川に転落。行き着いた先はなんと阿蘭陀座であった。お小夜は転落のはずみで頭を打ったのであろうと、別人だとは気付かなかった。そして阿蘭陀座の次の巡業先は、力太郎のいる二本松城へと決まった。〜
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新選組始末記 1963年92分カラー 〜浪人・山崎蒸(市川雷蔵)は恋人・志満(藤村志保)の反対を押しのけて新選組へ入った。その頃、局長・芹沢鴨(田崎潤)の乱暴な振る舞いを見かねた土方歳三(天知茂)は、芹沢の腹心・新見錦(須賀不二男)を切腹させ、さらにある夜、自ら沖田総司(松本錦四郎)らを伴って、愛人たちと泥酔して寝込んだ芹沢を襲って惨殺した。蒸は土方の策謀に反発し、これを黙認していた近藤勇(城健三朗/現・若山富三郎)をもなじった。近藤は蒸の言葉を受け入れるが、土方は彼の純粋さを危険視する。そんなある日、燕は誤って公儀役人を斬ってしまう……。〜
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お夏清十郎 1954年90分モノクロ 〜但馬屋の娘・お夏(美空ひばり)と、美男で働き者の手代・C十郎(市川雷蔵)は、秘かに思いを寄せながらも、主従の一線をしっかり守りあっていた。商売仇の謀略で、盗みの濡れ衣を着せられたC十郎をお夏は必死に庇うが、彼は市中引き回しの上、島流しにされてしまう。しかし、その後但馬屋を襲った不幸で、お夏は…。思いあまったC十郎は流刑場を脱出する。〜
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中島貞夫の邦画指定席 水曜19:00〜 |