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総力特集 市川崑の映画たち 

MOVIES OF KON ICHIKAWA

 

 監督のフィルモグラフィーを年代別に分け代表作をセレクトしてお届け。時代の変遷と共に様々な試みに挑戦して映画を作り続けたパイオニア、市川崑監督の魅力に迫る総力特集です。

 

炎上   1958年87分モノクロ

 〜三島由紀夫の小説「金閣寺」の映画化。市川雷蔵の現代劇映画初出演作。若い学僧の溝口吾市(市川)は、酷い吃音がゆえに、亡き父親に聞かされていた驟閣寺の美しさのみを心の支えとして生きてきた。しかし、彼は住職(中村)の俗物ぶりや観光地に成り下がった寺の姿に絶望し、自殺しようとするが失敗、ついには驟閣に火を放つ。金閣寺の"絶対美"に対する"人間"の生々しい姿を鋭く描いた傑作。名キャメラマン・宮川一夫のモノクロによる映像美が見事。

監督: 市川崑
原作: 三島由紀夫
脚本: 和田夏十
撮影: 宮川一夫
出演者:

仲代達矢/中村鴈治郎/浦路洋子/中村玉緒 ほか

06/07(木) 10:30〜
06/13(水) 17:00〜
06/23(土) 10:30〜

ぼんち   1960年106分カラー

 〜山崎豊子の原作を、監督・市川崑、主演・市川雷蔵の「炎上」コンビで映画化。老舗の足袋問屋の若旦那が放埓な女性遍歴を重ね、商魂を培ってゆく様を雷蔵がひょうひょうと妙演。四代続いた船場の足袋問屋河内屋の跡取り息子・喜久治(市川)は、店を取り仕切る祖母と母の言うままに生きている。父の死で五代目となった喜久治は、芸者のぽん太(若尾)と幾子(草笛)を愛人にし、さらにカフェの女優・比佐子(越路吹雪)ともいい仲になり・・・。

監督: 市川崑
原作: 山崎豊子
脚本: 和田夏十
撮影: 宮川一夫
出演者:

若尾文子/中村玉緒/草笛光子/中村鴈治郎/越路吹雪/京マチ子 ほか

06/09(土) 17:00〜
06/17(日) 09:00〜
06/19(火) 17:00〜
06/20(水) 13:00〜

雪之丞変化   1963年115分カラー

 〜長谷川一夫の出演三百本記念映画。勝新、雷蔵など大映のスターが勢揃いした豪華版で、三上於菟吉の人気時代小説の3度目の映画化。長崎の豪商である父親を陥れて死に追いやった政商たちに復讐するために、息子・雪之丞(長谷川)が歌舞伎の女形なって仇討ちの機会を狙う。'35年松竹版で3役をこなした長谷川一夫(当時は林長二郎)が、ここでも雪之丞と闇太郎の二役を演じる。

監督: 市川崑
原作: 三上於菟吉
脚本: 和田夏十(脚色:伊藤大輔/衣笠貞之助)
撮影: 宮川一夫
出演者:

長谷川一夫/山本富士子/若尾文子/中村鴈治郎ほか

06/23(土) 16:45〜
06/25(月) 10:30〜

 

土曜・日曜朝7時のスタア映画

懐かしの銀幕スタア24

 

 容姿端麗。眉目秀麗。その圧倒的な存在感で雲の上の存在だった昭和20〜30年代の映画スタア総勢24人の作品を厳選。

 あのころ、銀幕の中のスタアが恋人だった―。現在のシニア世代が青春を謳歌した昭和20〜30年代に、人々の憧れの眼差しを一身に受けて輝いた往年のスタア俳優たち。

 容姿端麗、眉目秀麗。雲の上の存在たる映画スタア総勢24人が、20〜30代の若き日に主演し、フィルモグラフィーの中でも“隠れた名作”と呼ばれる作品をセレクト。各作品の放送前には、スタアたちのポートレートと簡単なプロフィールを紹介するコーナーがあります。


初回放送 毎週土曜日・日曜日あさ7時

 

若親分   1965年88分カラー

 〜紙屋五平の原案を、ヤクザ映画の傑作「沓掛時次郎」で雷蔵と組んだ池広一夫が監督。明治の末期、元海軍士官という異色の経歴を持つヤクザが、父の仇を討つため奔走する。南条組の親分・辰五郎が闇討ちされ、犯人は滝沢組と判明。辰五郎の長男で海軍少尉の武(市川)は父の跡目を継ぎ、滝沢組組長・巳之助(石黒達也)の右腕を斬り落とす。しかし真の黒幕は、新興ヤクザ太田黒組の伊蔵親分(佐藤慶)だった。武は単身、太田黒組に殴りこむ…。

監督: 池広一夫
原作:
脚本:
撮影:
出演者:

朝丘雪路/藤村志保/三波春夫/左藤慶 ほか

06/03(日) 19:00〜
06/12(火) 07:00〜

ある殺し屋   1967年85分カラー

 〜雷蔵がニヒルでストイックな殺し屋に扮したハードボイルド映画の傑作。普段は無口な板前として生きる塩沢(市川)は裏では名の知られた殺人請負人。塩沢はある暴力団から敵対するボス・大和田の殺人を2千万円で請け負い、ボスを刺殺するが、その報酬の横取りを狙う者が現れて・・・。

監督: 森一生
原作: 藤原審爾「前夜」より
脚本: 増村保造/石松愛弘
撮影: 宮川一夫
出演者:

野川由美子/成田三樹夫/渚まゆみ ほか

06/09(土) 09:00〜
06/29(金) 10;30〜

陸軍中野学校   1966年97分モノクロ

 〜「陸軍中野学校」シリーズの1作目。「刺青」の増村保造監督が、実在したスパイ養成機関の活動をリアルに描いたドキュメント風の作品。市川のクールな魅力が話題になった。昭和13年、陸軍少尉の三好次郎(市川)ら18名は、スパイ養成学校に入れられ、その日から外部との連絡を一切絶って訓練を受けることになった。しかし訓練も終わりに近づく頃、次郎の前に英国のスパイとなった婚約者の雪子(小川)が現れる…。

監督: 増村保造
原作:
脚本: 星川清司
撮影:
出演者:

小川真由美/E・H・エリック/加東大介 ほか

06/04(月) 08:30〜
06/05(火) 08:30〜
06/06(水) 08:30〜
06/07(木) 08:30〜
06/08(金) 08:30〜
06/11(月) 21:00〜

日本映画専門チャンネル公式サイト

 

怪盗と判官   1955年87分モノクロ

 〜ある晩、義賊・鼠小僧次郎吉(勝新太郎)は、目明し伝七(市川小太夫)に追われて、一軒の料理屋へ逃げ込んだ。そこには女たちを前に馬鹿踊りに興じている男がいた。だが男はひょっとこ面をつけ、次郎吉は頬被りをしていたため、互いの顔を知らないまま、別れた。翌朝、江戸日本橋から東海道を下る、男の姿があった。男の名は名門旗本・遠山河内守の嫡男・金四郎(市川雷蔵)であった。彼は義母の思惑を察して、弟に家督を譲ろうと、わざと放蕩無頼の生活に身を投じたのだ。そんな彼の優しい心情を父に知られてしまい、慌てて家を飛び出したのであった。一方、鼠小僧次郎吉も同じ頃、東海道を下っていた。金四郎と次郎吉は箱根山中の茶店で、弥次喜多の二人組と笠を取り違えてしまったことが縁となって意気投合し、共に一緒に旅をしようと約束した。未来の判官・金四郎と泥棒の次郎吉、互いの正体を知らぬまま旅を続ける二人の前に待ち受ける運命はいかに?!

監督: 加戸敏
原作:
脚本:
撮影:
出演者:

勝新太郎/清水谷薫/阿井美千子/長谷川裕見子/堺駿二/益田キートン/市川小太夫 ほか

06/10(日) 07:00〜
06/17(日) 11;30〜
06/29(金) 07:00〜

花頭巾   1956年84分モノクロ

 〜江戸、芝愛宕下の旗本・竜ケ瀬逸当(羅門光三郎)の屋敷に、琉球の貿易商・御獄の間那志(石黒達也)、幕府御用達商人・大隅屋与兵衛(東良之助)、廻船問屋・団屋弥市(大邦一公)、島津家浪人・中迫丹下(杉山昌三九)らが不安げな顔を揃えていた。彼らは3年前、島津家が琉球王国を襲った際、裏切り、内通で、手を貸し、王家按司金丸一族を皆殺しに追い込んだ一味だった。王家に忠誠を誓う琉球人の結社・竜潭党の腕利きたちが堺の豪商・赤平乗昌(黒川彌太郎)に伴われて江戸入りすると聞き、箱根にて丹下の配下が迎撃したが、逆に散々に痛めつけられてしまったのだ。不安におびえるその時、裏庭に現れた花模様の小袖の怪少年が琉球の双刃の短剣を打ち込み、姿を消した。そしてついに、大隈屋が襲われた。顔を花頭巾に包んだ王家の次女・由美(山本富士子)と、かの怪少年・朱童子(林成年)を眼にするや、恐怖のあまり大隈屋は燈油を浴びて狂死してしまう。だが由美も駈けつけた丹下に腕を斬られ危ういところを、通りがかった町道場師範代の矢波弦太郎(市川雷蔵)に救われた。弦太郎は、彼女の身分と復仇の決意を知り、助勢を誓った……。

監督: 田坂勝彦
原作: 村上元三
脚本: 増村保造/石松愛弘
撮影: 宮川一夫
出演者:

山本富士子/勝新太郎/林成年/阿井美千子/夏目俊二/黒川彌太郎 ほか

06/24(日) 19:00〜

 

いろは囃子  1955年81分モノクロ

 〜賭場のもつれから役人に追われた薊の平太郎(市川雷蔵)は、岡ッ引の辰五郎(尾上栄五郎)が経営する矢場に逃げ込んだが、矢場の女・お仙(山根寿子)にかくまわれる。三日間、お仙の部屋で二人きりで閉じ籠もったが、辰五郎に見つかって逃げ出した二人は、その夜、大川端の葦の中で、互いの身の上を語り合った。材木問屋大和屋の一人息子でありながら、許婚の、呉服商但馬屋の娘・お菊(峰幸子)を捨て、身を持ちくずした平太郎と、故郷を捨てて今は泥水稼業のお仙は、いっそ心中でもと、相抱いて大川に身を投げた。平太郎は、但馬屋出入りの職人に助けられ、但馬屋の女主人・お政(沢村貞子)に意見されて大和屋に帰り家業に励むことになった。だが、そのためにお菊を嫁に貰いそこなった山田屋の清三郎(五代千太郎)は、やくざの源九郎(羅門光三郎)にすすめられてお菊を誘拐する。源九郎がさらったお菊を、清三郎の待つ屋形舟に運びこむところを、荷揚人足の藤兵衛(菅井一郎)と、彼に助けられて今はその女房になっているお仙が見ていた……。

監督: 加戸敏
原作: 額田六福
脚本:
撮影:
出演者:

八山根寿子/峰幸子/三井弘次/羅門光三郎/沢村貞子 ほか 

06/08(金) 27:00〜

又四郎喧嘩旅  1956年86分モノクロ

 〜諏訪八万石の江戸詰家老・大島刑部(市川小太夫)は、己の権勢をほしいままにするため、直系の姫・多恵姫(瑳峨三智子)を廃し、傍系の琴姫(三田登喜子)を世継にしようと企てていた。そして、婿と決まった松平家の三男・源三郎との対面のため、江戸に出て来る多恵姫の暗殺を企て、用人・谷主水(杉山昌三九)、剣客・大貫玄番(羅門光三郎)らを諏訪に向わせた。浪人・笹井又四郎(市川雷蔵)は、ひょんなことから暗殺団に加わった。暗殺計画を知った留守居役家老・高山内記(香川良介)は、辰巳の芸者・お艶(阿井美千子)と巾着切りの常吉(田端義夫)を諏訪にやって多恵姫に知らせようとした。それを察した主水一行は、二人を斬らんと待ち伏せするが、又四郎は一行を離れ、お艶たちに危険を知らせた。諏訪に近づいた一行は、折から遠乗りに来た多恵姫を討たんとしたが、又四郎が姫を救う。だが二人は崖下に転落してしまう−−。

監督: 加戸敏
原作: 額田六福
脚本:
撮影:
出演者:

瑳峨三智子/三田登喜子/阿井美千子/田端義夫/清川虹子/赤坂小梅/市川小太夫 ほか

06/17(日) 19:00〜
06/24(日) 07:00〜

花の渡り鳥  1956年81分モノクロ

 〜島帰りの旅鴉・榛名の清太郎(長谷川一夫)は、権現山の崖下で、瀕死の七兵衛(香川良介)から娘のおみね(阿井美千子)への伝言を頼まれ佐原へ向かい、その道中、女道中師の見返りおぎん(木暮実千代)と出会う。おぎんは清太郎の男らしさに一目惚れし、相棒の蜩の半次(勝新太郎)と後を追う。その頃、佐原では、顔役の岩井屋音蔵(柳永二郎)がおみねに邪恋を寄せるが、七兵衛の乾分・惣吉(夏目俊二)がおみねを連れて逃げ出し、音蔵の配下に追われていた。そこへ現われた清太郎は二人を助け出し、単身、岩井屋へ乗り込む。一方、惣吉とおみねは再び音蔵の配下に追われ、もはやこれまでと利根川に身を投げようとするが、清太郎の弟分で今は堅気に収まっている、船宿・蔦屋の主人・佐吉(市川雷蔵)に助けられる。佐吉は佐原神社の祭礼で清太郎の無事な姿を目撃し、衝撃を受ける。清太郎が探している恋しい女・おしの(清水谷薫)は、今は佐吉の恋女房なのだ。運命のいたずらか、愛する男の板ばさみになり、悲しむおしの。そして佐吉は兄貴分への義理を立てて、再びやくざへ戻る決意を固める。〜

監督: 田坂勝彦
原作: 川口松太郎
脚本:
撮影:
出演者:

長谷川一夫/勝新太郎/清水谷薫/阿井美千子/木暮実千代/夏目俊二 ほか

06/03(日) 07:00〜
06/15(金) 27:00〜

眠狂四郎 無頼剣  1966年79分カラー

 〜眠狂四郎(市川雷蔵)は、居酒屋である事件の話を聞いた。江戸で1、2を争う油問屋弥彦屋へ白昼、浪人・愛染(天知茂)が忍び込み、ランプ燈に使う油精製の原理が書かれた図録が盗まれたという。それは大塩中斎とその息子によって研究されていたもので、父子はその権利を一万両で譲り、貧民救済資金に充てるつもりであったが、商人の裏切りに遭い、大塩父子の首は河原にさらされることとなった。愛染(天知茂)は父子を死に追いやった張本人・老中水野忠邦への恨みを晴らすべく、江戸を火の海にしようと企てていたのであった。狂四郎は愛染一味と対決する!〜

監督: 三隅研次
原作: 柴田錬三郎
脚本: 伊藤大輔
撮影:
出演者:

天知茂/藤村志保/工藤堅太郎/島田竜三/遠藤辰雄/上野山功一/香川良介 ほか

06/03(日) 19:00〜
06/10(日) 07:00〜
06/22(金) 27:00〜

綱渡り見世物侍  1955年83分モノクロ

 〜浅草の阿蘭陀座で手裏剣投げの妙技を披露し、人気を博している力太郎(市川雷蔵)とお小夜(水原真知子)は相思相愛の間柄。力太郎は、お小夜の父親が背負った借金を返済して、お小夜と晴れて祝言を挙げる日を楽しみにしていた。ある日、力太郎は「若様」と老武士から声をかけられる。老武士は奥州二本松藩の江戸家老・加島文太夫(坂本武)であった。失踪中の嫡子・鉄之丞と瓜二つの容姿の力太郎は加島から礼金百両を提示され、身代わりとなるよう頼まれる。百両あれば借金が完済できる。力太郎は二本松城へ行く決心をした。一方、本物の鉄之丞は江戸の一角に隠れ住んでいたが、陰謀派の襲撃を受けて川に転落。行き着いた先はなんと阿蘭陀座であった。お小夜は転落のはずみで頭を打ったのであろうと、別人だとは気付かなかった。そして阿蘭陀座の次の巡業先は、力太郎のいる二本松城へと決まった。〜

監督: 加戸敏
原作: 子陣出達朗
脚本: 賀集院太郎
撮影:
出演者:

水原眞知子/阿井美千子/益田キートン/清川虹子/峰幸子 ほか

06/01(金) 27:00〜

 

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 中島貞夫の邦画指定席 水曜19:00〜

KBS京都