紫香・太郎・莚蔵・鯉昇
莚蔵として中山七里の娘花で初舞台をふんだのが十五才、十九才で八代目市川雷蔵を襲名。杵の音と共に花道に生きた雷蔵さんのさっそうとした舞台姿をもう一度ここに再現して、皆さまとご一緒に「升田やァー」と大きな声で激励の言葉をおくりましょう。
「小田原騒動」の殿様
「元禄忠臣蔵」の大石主税
56年3月発行 平凡増刊「スタアグラフ・市川雷蔵」より