坂本市

 

 

 

 

 

 

 日吉大社は俗に「山王権現」とも称され、東・西両本宮を中心に、山王二十一社をはじめ、古くは境内社108社、境外社108社の神々が鎮座し、現在でも、約13万坪(40万平方米)の広大な境内に、数多くの社が鎮座しいる。

 東本宮は、古事記には「大山咋神、亦の名を山末之大主神。此の神は近淡海国の日枝の山に坐し・・・」とあり、神代の昔より比叡山に鎮坐する地主神である。一方、西本宮は、天智天皇7年(667)に大和国三輪山に」坐す、大己貴神(大物主神)を大津京の遷都に当たり勧請し、大津京をはじめ、国家鎮護の神として祀られた。

 又、日吉大社が京都の表鬼門に当たり、京都御所の鬼門・猿ケ辻、東京赤坂の日枝神社などに代表されるように、国家鎮護・方除けの神として祀られ、さらに、天台宗(比叡山延暦寺)の護法神、或は加護神として祀られ、現在でも、全国約3,800余社の護分霊社を有しいる。

 雷蔵の代表作であり、その『新・平家物語』のクライマックスシーン(清盛が神輿へ弓を射る)は、この日吉大社で撮影された。

                         銀幕の湖国 

             

    吉田馨

新・平家物語に登場  ・・・実物そのもの神輿を再現

 日吉大社は大津市坂本、比叡山延暦寺のふもとにある。その名はすでに古事記にも記載されており、国宝や重要文化財も多い。京の都の東北表鬼門にあたるので、国家の鎮護と魔よけを願う社として天皇家や武家の信仰もあつい。

 古風な店が並ぶ参道に石の

 

記念撮影しました!