とどまらぬ 秋をや送るながむれば 庭の木の葉の ひと方へゆく  式子内親王

 

 


Travel 1

"リゾートしらかみ"、五能線完乗

 

 

発心

みちのく紅葉ひとり旅

日時

2006年11月09・10日(木・金)

辿りつき状況

 
  快晴!の日本列島を四国から東北へ向う。「富士山」も久しぶりにその勇士を見せてくれる。一度頂を極めないといけない。今晩は八戸泊まり。ちがやさんと北の肴を賞味しつつ、映画談義に花が咲く。明日は、"スーパー白鳥"に乗って青森へ、そして念願の五能線完乗を目指す。乗るのは"リゾートしらかみ"の新型車輌"くまげら"のつもりが、落暉を愛でるにはくまげらでは遅すぎることが判明。日が短いこの時期は如何せん・・・。それにしても明日の天気が気がかりだ。

 案の定というか、やはりというか、曇天の空を見ながら朝食をすませ、大好きな"スーパー白鳥"に乗り込む。青森駅は新幹線がくれば様変わりするのだろうが、寂しすぎる北の駅舎だ。青森、弘前、そして五所川原とJRを乗り継ぎ、次は津軽鉄道。そして太宰治の故郷でもあり、津軽三味線の里・金木へ。ずいぶんうら寂しい駅舎に電車だけど・・・と思っていると「走れメロス」のプレートを飾った一輌の電車は新しく清潔、なんとなくほっとする。

 「斜陽館」はきれいに修復され、案内の人も内部も明るくちょっと裏切られた(津軽は暗いと思い込んでいた?)気がするのは旅人の勝手だろうが・・・イメージというのは"こわい"。津軽三味線だって、記念館で聞けば暗さなど皆無だ。

 念願のリゾートしらかみで五所川原から4時間かけて秋田へ。はたはたを肴に、ワンカップを傾ける。うーんとリラックスできるこの車輌は最高だ!何しろ、この四人がけのシートがフラットになる。フラットにして四人分のスペースに一人で寝っ転がる。寝ちゃいけない!写真、写真と念仏のように唱えながら徐行運転を続けるリゾートしらかみ車内からシャッターを切る。途中、千畳敷ではサスペンス?と思われる撮影が行われ、列車に向って手を振ってくれる。それくらいの徐行運転。ますます眠くなる。ワンカップ1本と缶ビール2本でよかった。(適量?・・・苦笑)

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