西陣・「天喜」周辺を巡る

Tofu Cafe Fujino

 京都の北野天満宮から西へ3分ほど歩いたところにある、トウフを使ったデザートが食べられるカフェ。 豆乳で作ったティラミスやチーズケーキ、黒豆珈琲、とうふアイスなど、健康に良い食べ物が人気。

粟餅屋

 天文の頃、粟を餅に搗き粟餅と称し北野天満宮境内にて販売し、以後天満宮名物として世に知られるようになった。 持ち帰りも出来るが、やはりその場で食べた方が柔らかくて粟餅本来の美味しさがでる上一口サイズで食べやすい。

近為

西陣で130余年続く京漬物の老舗。重石手法と塩加減を大切に、昔ながらの手作りにこだわる漬物を作り続けている。

とようけ茶屋

 

老舗の豆腐店が営む味処。湯豆腐膳、冷奴膳など、自家製豆腐をおいしく食べさせてくれる。ユニークな湯葉どんぶりもある。

五辻の昆布

明治35年創業以来、手すきによるおぼろを削り自然の味を創り続けている。

 京都の六花街のひとつ。室町時代のはじめに北野天満宮が火災で焼けた後、その廃材で東側に広がる松林の中に、七軒の茶屋を建てたのが始まり。十数軒のお茶屋が、現在も商いをしているが、古くから西陣をはじめとする旦那衆が集う、歴史背景のある土地でもある。

老松

 

 「夏になると食べたくなる」。京の人々にそう言われる菓子がある。上七軒・老松(おいまつ)の「夏柑糖(なつかんとう)」。昔ながらの酸っぱい夏みかんをまるごとくり抜いて、中にたっぷりとその果汁でつくった寒天を詰め込んだ一品だ。ひんやりつややかな食感に続いて、口中に絶妙のほろ苦さが広がる。

Grace Saison

 

花街にあるフランス菓子店。京の四季のうつろいを宿したケーキには気品と艶やかさがある。