製 作 永田雅一
 企 画 鈴木晰也・久保寺生郎
 監 督 森一生
 原 作 川口松太郎((「週刊文春」連載)
 脚 本 八尋不二
 撮 影 本多省三
 美 術 西岡善信
 照 明 中岡源権
 録 音 林土太郎
 音 楽 斎藤一郎
 助監督 太田昭和
 スチール 藤岡輝夫
 光源氏 市川雷蔵
 藤壷・桐壷 寿美花代
 藤壺の帝 市川寿海
 葵の上 若尾文子
 朧月夜 中村玉緒
 末摘花 水谷良重
 頭中将 川崎敬三
 朱雀帝 成田純一郎
 紫 高野通子
 弘徽殿の女御 水戸光子
 六条の御息所 中田康子
 惟光 大辻伺郎
 右大臣 千田是也
 秋好の姫 長谷川彰子
 兵部卿ノ宮 三田村元
 按察の北の方 阿井美千子
 弁の内侍 藤原礼子
 王の内侍 倉田マユミ
 相生 三田登喜子

 大映京都撮影所セットにて前列左より本多省三(撮影)、市川雷蔵、若尾文子、森一生、中岡源権(照明)、後列太田昭和(助監督)、小林昌典(美粧)、藤岡輝夫(スチール)、白波瀬直治(色彩技術)、楠三郎(製作進行)、西岡善信(美術)、谷口孝司(編集)、竹内衣子(記録)、林土太郎(録音)の諸氏。(キネマ旬報No.296より)

 

 
光源氏!
地位があって美男子で、女性にもてはやされる、理想の男性像、
この光源氏に雷蔵さんが扮します。
雷蔵さんの光源氏をめぐる女性達は、
源氏が恋こがれる藤壺
寿美花代さん
源氏の正妻葵の上
若尾文子さん
浮気な朧月夜の君
中村玉緒さん
快活でしかも人間味のある末摘花
水谷良重さん
可憐な紫の上
高野通子さん
源氏の君に胸をこがす六条の御息所
中田康子さん
その娘で母のもだえを苦々しく見る秋好の姫
長谷川彰子さん
 さて、優雅でロマンチックな雰囲気の作品として、皆さんにお目にかかる事でしょう。