勇将平忠盛(大矢市次郎)も妻泰子の華美へのあこがれはおさえることができない。

 

 泰子は、忠盛に嫁するまで、“祇園女御”とよばれる白河上皇の愛人であった。

 

 朱鼻の伴朴(進藤英太郎)から自分の父が、白河上皇であるとつげられ、愕然とする清盛。

 

 伴朴に告げられた父の秘密。だれの子かと悩んだ夜、清盛は酔いつぶれて遊女宿にとまる。
 叡山の荒法師に、ケンカを挑まれた清盛。その横暴に耐えかねた彼は、決然と起つ!