『切られ与三郎』の最大の見せ場“玄冶店”の場面では五日間にわたって慎重に撮影されましたが、「玄冶店だけは舞台通りのの動きでとりたい」「倅のためなら・・・」と寿海丈は雷蔵さんのために、早速スタジオ入り。
「手のひらはこう、足をもっと立てて」と雷蔵さんの質問にこたえて、一つ一つ手を取らんばかりの細かい指導をしていらっしゃいました。お父様の御指導で嬉しそうな雷蔵さんです。