京都へ飛んで来た恭子さんと過したある日ある時

東京の空の下で・・・・

目白の遠田邸の屋上で東京の街を見わたしながら・・・

 3月27日、めでたく華燭の典をあげた雷蔵・恭子さん夫妻は、新婚の甘いムードにつつまれながら素敵な毎日を送っている。愉しかった婚約時代そのまま、しあわせでいっぱいの二人だ。

 しかしその“婚約時代”も、今はなつかしい思い出になってしまった。京都や東京でのデート、未来を語りあった日など・・・それらの日々を二人はいつまでも忘れないだろう。鳴滝の雷蔵邸に増築中の新居の完成も間近い。

 手をとりあってゆくこれからの新生活だが、二人の胸の中の思い出は今後の良き慰めとなるに違いない。