銀幕のスター・市川雷蔵の映画デビュー70周年を記念した映画祭「市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき」が開催される。この度、その予告映像とメインビジュアルが公開された。

 今回の映画祭では、初披露となる『新源氏物語』『華岡青洲の妻』『陸軍中野学校』『眠狂四郎炎情剣』の4Kデジタル修復版を含む出演作37作品が一挙上映される。市川雷蔵の出演作品は、5年に一度映画祭でのみ上映されており、本映画祭も貴重な機会。

 市川雷蔵は、『羅生門』等で国際映画祭のグランプリを多数獲得した映画会社・大映の看板俳優として一世を風靡した銀幕のスター。歌舞伎役者としての素養に裏打ちされた豊かな表現力と、幅広い役柄をリアルに具現化する高い演技力で、わずか15年間の映画俳優人生で約160本の名作を残した。

 日本映画の成熟期といえる1950年代〜60年代の大映のスタッフたちの高い技術力と、卓越したセンスがつまった雷蔵の出演作品は、今も多くの映画ファンを魅了している。今年春には、ニューヨークのMoMA、パリのシネマテーク・フランセーズで出演作品が多数上映され、海外での評価もさらに高まっている。

 この度公開された予告映像には、雷蔵の七変化とも言える数々の当たり役、名シーンが収められている。また、あわせて、4Kデジタル修復版初上映作品の場面写真も公開された。

 

【上映作品】

『新源氏物語』4Kデジタル修復版 ★4K版初披露

『華岡青洲の妻』4Kデジタル修復版 ★4K版初披露

『陸軍中野学校』4Kデジタル修復版 ★4K版初披露

『眠狂四郎炎情剣』4Kデジタル修復版 ★4K版初披露

『薄桜記』4Kデジタル修復版

『斬る』4Kデジタル修復版

『剣』4Kデジタル修復版

『剣鬼』4Kデジタル修復版

『炎上』4Kデジタル修復版

『大菩薩峠』4Kデジタル修復版

『大菩薩峠 竜神の巻』4Kデジタル修復版

『大菩薩峠 完結篇』4Kデジタル修復版

『源氏物語 浮舟』 『眠狂四郎勝負』 『眠狂四郎多情剣』 『眠狂四郎無頼剣』 『眠狂四郎無頼控 魔性の肌』 『歌行燈』 『婦系図』 『弁天小僧』 『お嬢吉三』 『切られ与三郎』 『安珍と清姫』 『女と三悪人』 『いろは囃子』 『濡れ髪牡丹』 『花の兄弟』 『花の白虎隊』  『新・平家物語』  『朱雀門』 『ぼんち』 『破戒』 『好色一代男』  『忍びの者』 『若親分』 『ある殺し屋』 『ひとり狼』 

 映画デビュー70周年記念「市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき」は、2024年12月27日(金)より順次公開。

〈上映スケジュール〉

【鑑賞料金】一般:1,700円/シニア(60歳以上):1,300円/水曜サービスデー・ 日曜最終回:1,100円/学生応援割:1,100円(大学生・要学生証提示)

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