H17年度

　文化庁とフィルムセンターは、広く国民に優れた映画鑑賞の機会を提供するため、日本各地の公立文化施設と連携・協力して、所蔵映画フィルムの巡回上映を全国の会場で実施しています。実施日程、および各プログラムの内容(AからTまでの２０プログラム、計８０本)は毎年6月ごろに発表いたします。

平成17年度優秀映画鑑賞推進事業
響・映画村2005　なつかしの映画祭　

平成17年7月24日（日）　開場9：30／映画上映10：00

1960年代の娯楽の殿堂「ムービーパレス末廣座」を響ホールに再現。初めての映画企画、大スクリーンと迫力のサウンドをお楽しみ下さい。
大ホールでは映画上映と出演女優を迎えての映画にまつわる楽しいお話。小ホールでは映画音楽の演奏会。ギャラリーでは映画ポスター・看板や昔の写真展示会。駄菓子屋などの模擬店も。懐かしいあの頃にタイムスリップして映画尽くしの一日をご堪能ください。
【内容・時間】
映画（大ホール）「稲妻」10：00～11：30
映画音楽演奏（小ホール）11：30～12：30
映画（大ホール）「サンダカン八番娼館　望郷」12：30～14：30
映画のはなし＆エトセトラ（大ホール）14：40～16：10
　　ゲスト：若尾文子氏、コーディネイター：佐藤輝氏
映画（大ホール）「花岡青洲の妻」16：20～18：00
●入場切符（映画鑑賞券＋飲み物・駄菓子付き）
大人1,000円、子供（小・中学生）500円※未就学児無料
●プレイガイド
通常
●託児あり（1週間前までお申込みください）

　８月６日（土）午後１時１５分と７日(日)午前９時４５分

大江戸五人男（１９５１年）、銭形平次捕物控－人肌蜘蛛（５６年）

旗本退屈男（５８年）、赤穂浪士（６１年）の順で上映。

８月２８日(日)　１０時３０分上映 (10:00開場)
【文化庁優秀映画鑑賞推進事業】　　　東京国立近代美術館フィルムセンター：提供　

　　東京国立近代美術館フィルムセンターで保管されている貴重な映画が勢揃い！！
　昔懐かしい作品を一日ゆっくりご鑑賞下さい。

①10：30～12：03 　　[1948年大映(京都)]
「王将」　
【原作】北條秀司
【監督・脚本】伊藤大輔
【出演者】阪東妻三郎、水戸光子、滝沢修、ほか

［あらすじ］
　時は明治の終わり、所は大阪・天王寺。通天閣を見渡す高台に住む麻草履職人の坂田三吉は、将棋が三度の飯より好きで、その腕前は玄人はだし。苦労が絶えず、家を飛び出しては亭主のことが気がかりで戻ってくる女房の小春は、日本一の将棋差しになれと、逆に三吉を励ます。東京の花形棋士・関根名人との宿命の対決を軸に、実在の坂田三吉(1870～1946)の半生を描く。

②12：45～14：19　　[1955年東映(京都)]
「血槍富士」　　
【原　作】井上金太郎　
【脚本】三村伸太郎　
【監督】内田吐夢
【出演者】片岡千恵蔵、島田照夫、月形龍之介、ほか

［あらすじ］
　酒癖の悪い主人のお供で道中を続ける奉公一途の男が、つまらぬことから殺されてしまった主人の仇討ちを果たし、無念の思いで主人の遺骨を胸に故郷へ帰る。井上金太郎監督のサイレント時代の名作『道中悲記』(1927)の再映画化。

③14：45～16：11　　　[1958年大映(京都)]
「弁天小僧」　
【原作】河竹黙阿弥
【脚本】八尋不二　
【監督】伊藤大輔
【出演者】市川雷蔵、勝新太郎、田崎潤、ほか

［あらすじ］
弁天小僧は、日本左衛門らとともに徒党を組み、金持ちをゆすり、たかりで脅す凄腕のやくざとして勇名を馳せていた。　河竹黙阿弥の「青砥稿花虹彩画」(あおとぞうしはなのにしきえ)、通称「白波五人男」の映画化。歌舞伎などでよく知られた物語。　時代劇映画のパイオニアとでも呼ぶべき巨匠である伊藤大輔監督は、市川雷蔵や勝新太郎ら気鋭のスターと中堅俳優を見事に配し、ツボを心得た演出で江戸情緒を豊かに再現。

④16：30～19：33　　　[1964年東映(東京)]　
「飢餓海峡」　
【原作】水上勉
【脚本】鈴木尚之　
【監督】内田吐夢
【出演者】三国連太郎、伴淳三郎、高倉健、ほか

［あらすじ］
　北海道で脱獄囚による強盗殺人事件が発生した。その日は青函連絡船の遭難事故が起きた日でもあり、事件の解明は難航を極めた。やがて10年の歳月が過ぎた頃、舞鶴で女性の変死体が見つかったことから、事件はようやくその全貌を見せはじめた。＜喜劇の伴淳＞が、事件を執念深く追いかける老刑事をシリアスに演じている。原作は、「週刊朝日」に連載された水上勉の長編推理小説。

▼入場料　　５００円　　※１本見ても、4本見ても 500円です。　　　【全席自由席】　　

■主催：財団法人名張市社会教育振興会・名張市教育委員会
■お問い合わせ先　　　　名張市青少年センター　　　TEL．0595－64－3478

▼文化庁優秀映画鑑賞会　[戦後60年企画]
二大巨匠が描く文芸映画の傑作！

期間：	10月14日（金）～10月16日（日）
会場：	天王寺公園映像館（JR地下鉄「天王寺駅」より5分）
文学作品の名作に、巨匠・今井正監督と市川崑監督が挑んだ傑作群。戦後60年の年におくる珠玉のように煌めく日本映画の傑作群、4作品一挙上映！！
『青い山脈』 1949年／監督・脚色：今井正／出演：原節子、杉葉子、木暮実千代、池部良／172分『また逢う日まで』 1950年／監督：今井正／出演：岡田英次、久我美子、滝沢修／109分『野火』 1959年／監督：市川崑／主演：船越英二、滝沢修、ミッキー・カーチス、星ひかる／104分『ぼんち』 1960年／監督・脚本：市川崑／主演：市川雷蔵、京マチ子、若尾文子、中村鴈治郎／104分
スケジュール：	◎10月14日（金）　『青い山脈』　（上映時間172分）［上映時間］ 11:00（終14:00）『ぼんち』　（上映時間104分）［上映時間］ 14:15（終16:00） ◎10月15日（土）『また逢う日まで』（上映時間109分）［上映時間］ 10:20（終12:10）トークショー：川本三郎（評論家）　12:30（終13:20）『青い山脈』　（上映時間172分）［上映時間］ 13:30（終16:30） ◎10月16日（日）　『ぼんち』　（上映時間104分）［上映時間］ 10:20（終12:04）トークショー：武部好伸（映画評論家）　12:30（終13:20）『野火』　（上映時間104分）［上映時間］　13:30（終15:14）

　　※料金：前売　700円　一般900円／学生・シニア（60歳以上）800円（1日券・入れ替えなし）
※天王寺公園に入園の際、別途入園料150円が必要。なお、中学生以下、65歳以上の方、また身障者手帳をお持ちの方は、入園料無料。

● 公演日	：	２００５年１０月２５日(火)～２８日（金）２５日（火）：大江戸五人男２６日（水）：銭形平次捕物控　人肌蜘蛛２７日（木）：旗本退屈男２８日（金）：赤穂浪士

● 上映時間	：	①１０：００　②１４：００（各３０分前開場、各回入替制）

● 会場	：	すばるホール２Ｆホール

● 前売料金	：	一回券　５００円（当日共）セット券（４回券）　１５００円（当日共）

● 席種	：	全席自由

●販売所	：	す・ラ・S・リ・金・コ・エ・レ・ス・ジチケット販売所一覧はこちら >>

● 作品情報	：	10月25日（火）【大江戸五人男】　1951年・松竹・132分・白黒　監督／伊藤大輔　出演／阪東妻三郎、市川右太衛門、山田五十鈴　他 10月26日（水）【銭形平次捕物控　人肌蜘蛛】　1956年・大映・82分・カラー　監督／森一生　出演／長谷川一夫、山本富士子、市川雷蔵　他 10月27日（木）【旗本退屈男】　1958年・東映・108分・カラー　監督／松田定次　出演／市川右太衛門、桜町弘子、片岡千恵蔵　他 10月28日（金）【赤穂浪士】　1961年・東映・150分・カラー　監督／松田定次　出演／片岡千恵蔵、中村錦之助、東千代之介　他

〒５８４－００８４
富田林市桜ケ丘町２番８号
ＴＥＬ：０７２１－２５－０２２２
ＦＡＸ：０７２１－２５－０５５０

●電車　　近鉄長野線川西駅から徒歩8分
●バス　　南海小金台二丁目バス停から徒歩8分

9月22日（木）	紀ノ川	9:30～	4本立て　500円
	稲妻	13:00～
	華岡青洲の妻	14:40～
	サンダカン八番娼館望郷	16:40～