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特集・逝ける映画人を偲んで 2015-2016

In Memory of Film Figures We Lost in 2015-2016

会場:大ホール
定員:310名(各回入替制)
料金:一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料

発券:2階受付
・観覧券は当日・当該回のみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切ります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

★各回の開映後の入場はできません。
★7-9月の休館日:月曜日、9月11日(月)−15日(金)

概要

 日本映画の輝かしい歴史を築き、惜しまれながら逝去された映画人の方々を、それぞれの代表的作品を上映することで追悼する企画「特集・逝ける映画人を偲んで」を2年ぶりに開催します。残念ながら、この2年のうちにも、日本映画は多くのかけがえのない才能を失うこととなりました。
本企画では、2015年1月1日から2016年12月31日の間に逝去された方々へのオマージュとして、75作品(68プログラム)を上映し、80名以上の映画人の業績を回顧・顕彰します。
縁の方々、そして映画ファンの皆様のご来場をお待ち申し上げます。

※原節子追悼作品の上映は、11月に行います。詳細については、後日発行予定のカレンダーチラシやHP等でご確認ください。

弁天小僧(86分・35mm・カラー・英語字幕付)

1958(大映京都)(録)林土太郎(監)伊藤大輔(脚)八尋不二(撮)宮川一夫(美)西岡善信(音)齋藤一郎(出)市川雷藏、青山京子、阿井美千子、近藤美惠子、島田竜三、黒川彌太郎、河津清三郎、小堀明男、伊澤一郎、舟木洋一、田崎潤、中村鴈治郎、勝新太郎

 歌舞伎の「白浪五人男」を題材に、名匠伊藤大輔が市川雷蔵と初めて組んで撮った娯楽大作。弁天小僧に扮した雷蔵の粋な立ち居振る舞いや台詞回し、流麗な撮影や豪華なセットなど見どころ満載。林土太郎は、戦前の日活京都時代から、終生京都で録音技師として活躍、本作でもラストの大捕物場面での「御用」のかけ声のアフレコなど、監督の演出意図を支える音作りに尽力した。