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名作映画鑑賞会

時代劇特集

 

 迫力ある殺陣、胸を打つ人情、大らかな笑い。活劇から喜劇まで日本映画を特徴づける幅広いジャンルとして人気を集めた時代劇。4月、5月は、そうした時代劇の秀作、話題作を振り返ります。

 今月の上映作品は、日本映画史上のベスト・ワンに輝いた『七人の侍』、市川雷蔵の人気シリーズの第一作『忍びの者』、笑いと音楽が散りばめられた『一心太助 天下の一大事』、三船敏郎の主演で剣豪・武蔵の生涯を描く『宮本武蔵』三部作などです。この機会に時代劇の魅力をご堪能ください。

 

4/10(日) 忍びの者

1962(昭和37)年 大映(京都) 104分 白黒
監督/山本薩夫 出演/市川雷蔵、藤村志保、伊藤雄之助、岸田今日子

 戦国時代を舞台に、大盗賊の石川五右衛門が百地三太夫配下の忍者だったという設定で、五右衛門と三太夫の確執を描き、権力に利用される者の反逆のテーマを浮かび上がらせる。

 この作品のヒットを受けて続編が作られ、市川雷蔵の人気シリーズの一つとなった。

@10:30〜 A14:00〜
鑑賞料/大人510円・シニア(65歳以上)250円・高校生250円・小中学生無料