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名作映画鑑賞会
高峰秀子特集
11月から2カ月にわたって、昨年の12月に亡くなった高峰秀子さんの特集を開催します。高峰秀子さんは、1929(昭和4)年に5歳で子役として銀幕にデビューし、昭和の日本映画とともに歩み続けました。その足跡を映像文化ライブラリーの所蔵作品によって振り返ります。今月も引き続き、「高峰秀子特集」を開催します。高峰秀子さんは、昭和30年代以降も、成瀬巳喜男監督や木下惠介監督、夫である松山善三監督などとコンビを組んで活躍しました。今月は、銀座のバーのマダムを演じて哀感を漂わせた「女が階段を上る時」、毎日映画コンクール女優主演賞を受賞した「名もなく貧しく美しく」や「永遠の人」、犯罪による被害者を救済する法律を作るために努力する母親を熱演した「衝動殺人 息子よ」などを上映し、昭和の日本映画とともに歩んだ高峰秀子さんの軌跡を振り返ります。
12/17(土) 華岡青洲の妻1967(昭和42)年 大映 99分 白黒
監督/増村保造 出演/市川雷蔵、若尾文子、高峰秀子、伊藤雄之助有吉佐和子のベストセラー小説の映画化。麻酔による手術に初めて成功した江戸時代の医師・華岡青洲。彼の妻と母は、競って青洲の実験台になろうとする。市川雷蔵、若尾文子、高峰秀子が共演し、青洲の偉業の陰にある女性の葛藤を描いた文芸大作。@10:30〜 A14:00〜 B18:00〜 鑑賞料/大人500円・こども無料
〒730-0011 広島市中区基町3-1 TEL082-223-3525 FAX082-228-0312