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名作映画鑑賞会
生誕100年 山本薩夫監督特集
社会的なテーマを、巧みな演出によって重厚でダイナミックなドラマに仕上げ、社会派の映画監督の第一人者として活躍した山本薩夫監督(1910−83)。今回は、山本薩夫監督の生誕100年にちなみ、9月、10月の2カ月にわたって、「生誕100年 山本薩夫監督特集」を開催します。今月は、社会の不正に挑む新聞記者を描いた「ペン偽らず 暴力の街」、旅役者と労働者の連帯をユーモラスに描いた「浮草日記」、三次を舞台に明治から昭和を生きた女性の半生を描く「荷車の歌」、市川雷蔵の人気シリーズの原点となった「忍びの者」、松川事件をモデルにした風刺喜劇「にっぽん泥棒物語」などを上映します。 9/11(土) 忍びの者1962(昭和37)年 大映 104分 白黒
監督/山本薩夫 出演/市川雷蔵、藤村志保、伊藤雄之助、岸田今日子戦国時代を舞台に、大盗賊の石川五右衛門が百地三太夫配下の忍者だったという設定で、五右衛門と三太夫の確執を描き、権力に利用される者の反逆のテーマを浮かび上がらせる。この作品のヒットを受けて続編が作られ、市川雷蔵の人気シリーズの一つとなった。@10:30〜 A14:00〜 B18:00〜 鑑賞料/大人500円・こども無料