新藤兼人監督は本年4月に100歳を迎えられた。1935年、新興キネマ京都撮影所の現像部から映画人生をスタートさせた新藤監督は、美術部から脚本、そして映画監督となって活躍。99歳で原作・脚本・監督を担当した『一枚のハガキ』で第23回東京国際映画祭審査員特別賞、第36回報知映画賞特別賞、キネマ旬報ベストテン1位を獲得した。これまでに監督した作品は44作品、それに対し脚本は250作品以上にのぼる。今回の特集では新藤兼人が脚本を提供した作品を選び特集上映します。
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