SHUNRINKEN 医聖 青洲が暮らし、数々の偉業を成し遂げたドラマの舞台
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墓石 | 春林軒 |
当時の青洲の住居兼診療所で医学校でもあった建物群のうち、母屋と蔵は当時そのままの建物で、その他の建物は発掘調査資料等に基づいて復元された。かっての待合室、診療所、奥の間などとして使われていた主屋の各部屋では、青洲が’初めて麻酔を使用した手術風景をはじめ、家族の協力を得て行った麻酔の実験、門弟に講義をする様子などが、人形と音声を使ってリアルに再現されている。
第100回日本外科学会総会記念郵便切手
華岡青洲の肖像とチョウセンアサガオ
1804年に、世界で初めて全身麻酔下による乳ガン摘出の外科手術に成功した華岡青洲と、自らが開発し、その時用いた麻酔薬「通仙散」の主剤であるチョウセンアサガオ(別名マンダラゲは、江戸時代に輸入され、薬用に栽培されたナス科の植物)を描いている。
青洲の銅像と肖像画
華岡 青洲 はなおか せいしゅう、宝暦10年10月23日(1760年11月30日) - 天保6年10月2日(1835年11月21日)は、江戸時代の外科医。記録に残るものとして、世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた。諱は震(ふるう)。字は伯行。通称は雲平。号は青洲、随賢。随賢は祖父・華岡尚政の代から華岡家の当主が名乗っている号で、青洲はその3代目である。
加恵 〜華岡青洲の妻〜
作詞: 鈴木 紀代 作曲: 弦 哲也 編曲: 南郷 達也 古都清乃の歌手生活四十五周年記念曲はセリフ入りのドラマチックな作品となりました。 世界で初めての全身麻酔による乳癌摘出手術に成功した外科医・華岡青洲。妻である加恵、そして青洲の母である於継が共に青洲の成功のために自らが麻酔薬の実験台となる…というあまりにも献身的な愛と葛藤の物語です。その、失明にまで至った妻・加恵の心情を、古都清乃が演じ歌います。
平成22(2010)年4月21日発売
紀ノ川の 紀ノ川の 名もない医者の 嫁に来た 白く咲くのは まんだらげ 赤く咲くのは 愛の花・・・ 息を殺して 人目を避けて 加恵は女になりました 美しい義母(おかあ)はんに憧れて、何にも知らんで嫁いで来ましたがのし・・・ やさしさの やさしさの 一枚下は 泥の沼 義母(はは)は息子の ためと言い 加恵は夫の ためと言い・・・ 男一人に 命をかけて 女二人が 身を砕く 痛み止めの眠り薬が出来上って、治らん病気も治るようになりました。 あなたの名前をとどろかす礎となった義母(おかあ)はんも、草葉の陰でどないお喜びですやろのし・・・ 諦めず 諦めず あなたは夢を かなえたわ 光り失くした この目にも 晴れの姿が 映ります・・・ 幸も不幸も 見透かすように 今日も咲いてる まんだらげ