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 二十二本目の『人肌蜘蛛』は神田明神下の銭形平次の話。おやおやだんだん話があいまいになって来ましたので、この辺にしておかないとぼろが出ますね。私も専門家でないので、どうも研究が浅はかの様で申し訳ありません。

(よ志哉4号 58年5月25日発行より)

 

神田明神
 平安時代の730(天平2)年、武蔵国豊島郡芝崎(現在の千代田区大手町将軍塚周辺)に創建された古社。のちの1309(延慶2)年に平将門の霊を相殿に祀り、神田神社と名付けられた。

 江戸三大祭の一つにも数えられる祭礼「神田祭」は、かつて将軍上覧の祭りであったことから「天下祭」とも呼ばれていた。2年に1度、200基にも及ぶ盛大な御輿の渡御が行なわれる。(東京のご利益さんから)

銭形平次の碑
 野村胡堂(1882〜1963)の名作「銭形平次捕物控」の主人公、平次親分が神田明神下台所町の長屋に恋女房お静と2人で住み、明神界隈を舞台に活躍していたことから、昭和45(1970)年に日本作家クラブが発起人となり碑を建立した。

 胡堂の「捕物控」は昭和6年文藝春秋オール読物に第1作「金色の処女」が発表されて以来、27年間で383編にもおよんだ。(神田明神公式サイトから)

アクセス:JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」(聖橋口)から徒歩5分ぐらい
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」(聖橋口)から徒歩5分ぐらい
東京メトロ銀座線「末広町駅 」から徒歩5分ぐらい