別るるや 夢ひとすじの天の川 夏目漱石

第11・12

藤井寺・焼山寺

 

 

 


第二十六日

阿波の国

 

 

発心

来し方行く末を見つめて、夢を叶えたい

日時

2007年07月19日(木)

辿りつき状況

 第12番焼山寺(しょうざんじ)!!遍路ころがしだ!晴れなくてもイイから、雨だけは降らないように天に祈ったおかげか、うす曇りという絶好の日和である。

 JR鴨島駅から徒歩40分の第11番藤井寺(ふじいでら)を目指す。途中、園児の通園風景に目を細め、「おはようございます」の声を聞いてますます元気が出た。これなら遍路ころがしも怖くない!?ところが・・・詣でて、「健脚5時間、ふつう6時間、足弱8時間」の表示にもめげず歩き始めてみたものの・・・水を持っていないことを思い出した。これまで、必ず自販機があり、水をGetすることに苦労したことがなかったため、忘れていたのだ!しかし、暗〜い遍路道を歩いていると、こんな山の中に自販機などあるわけがない!水がなければ熱中症で倒れるかもしれない、あれやこれや考えれば考えるほど不安が広がる。結局引き返した!これで1時間のロスタイム。徳島へ戻り、バスで焼山寺へ行く事にした。駅前で讃岐うどんでランチ。これがなかなか美味しかった。本当に、四国で食べるうどんに、はずれは無い!

 バスに乗ったのが奇縁で、東京と北海道からのお遍路お二人と神山町営バスに乗り込む。終点で下車すると、我々と入れ違いに乗り込む女性遍路に思わず、第12番焼山寺(しょうざんじ)までの道程を聞いてしまう。(何しろ藤井寺からの歩きを断念したのだから、距離が短くてきついのちょっと・・・)結論から言うと、遍路ころがしはこの道程にもあった。木の根が張り出し、石がゴロゴロし辛い道であった。でも、同行者のおかげで1時間半ほどで、無事に到着。結局、山越えの道がほんまもんの遍路ころがしだったようだ。その様子は、山越えしてこられた方々に伺った。いつか、山越えの道を越えほんまもんの“遍路ころがし”を体験したい。(実は、Mだったりして・・・苦笑 冗談です。)

制覇:82札所 残り:6札所

 

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