もの思へば 沢の蛍もわが身より あくがれ出づる魂かとぞ見る          和泉式部

第51・53・62・63番

石手寺・円明寺・宝寿寺・吉祥寺

 

 


第八日

伊予の国

 

 

発心

来し方行く末を見つめてみたい札所

日時

2006年08月30日(水)

辿りつき状況

 
 八月も末、でもまだまだ暑い!おまけにそぼふる雨という本日の遍路スタート。路面電車の一日乗車券を購入して、向った先は道後温泉駅。ここから徒歩15分ほどで、51番石手寺(いしてじ)。道後温泉に近いせいか早朝にもかかわらずお遍路とは思えない参拝客も見られた。ネコちゃんを見つけたので、シャッターを押す。帰途は傘をさしながら、足湯を楽しんだ。

 中右コレクション四大浮世絵師展「写楽・歌麿・北斎・広重」を見るために愛媛県立美術館へ向う。路面電車の"南堀端"で下車。1時間半かけて鑑賞。先々月は門司の出光美術館でも、そして、先月は名古屋・金山の名古屋ボストン美術館でも浮世絵(含:肉筆)を見ている。このところ浮世絵づいている。特に北斎はWashington DCのFreer & Sackler Galleriesでも見ているため毎月北斎の作品に向き合っていることになる。おまけに、先月は異才の画家・伊藤若冲展を上野で見ているから、江戸時代の日本画づくしになるわけか?

 次の札所に向うためJR松山駅から普通に乗ったのは午後1時半頃。しかし、予想をはるかに越えるほどの電車のスケジュールに回れた札所は三ヶ所に留まる。何しろ、最後の63番吉祥寺(きちじょうじ)の最寄駅「伊予氷見駅」はどこから見ても駐輪所にしか見えず、目の前にあるのに分らず、オートバイに乗る人を止めて聞いてしまった。お急ぎのところ、申し訳なかった・・・「すいません」

 四国は本当に“うどん”が美味しい!何しろ法事にうどんを食べるお国柄。今回も松山で食べたが、Fast foodのお店なのに満足のいく味。新居浜では典膳さんと美味しくて楽しい夕食!!話しが尽きず・・・何と延々5時間近くもしゃべってしまった。

制覇:22札所 残り:66札所

 

 

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蘭・茶々

Nail

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