m
この物語は、新生新派で花柳章太郎の有栖川帥の宮、水谷八重子の皇女和の宮の配役で上演され好評を博したもので、和の宮が許婚の帥の宮との仲をさかれて十四代将軍徳川家茂の夫人として降嫁したのちまで、恋一筋に生きる男女の姿を描き出したものです。
楽しい筈の逢瀬もやがては悲しい思い出・・・
帥の宮という許婚がありながら、将軍家へ降嫁する悲恋の皇女和の宮