五月という月。それは、新鮮さと、希望とを与えてくれる様な月ですね。そして五日。子供の日、一年中で最高にゴキゲンな連休。お勤めの方と、学生さん?は嬉しくなって飛び上りたい気持。御家庭においでの方は、御一家のダンランをかみしめたい気持。そんな気持にもう一つ、後援会の会員さんであれば、この五日は、言葉では云い表わせない楽しい気持。そう、だって、待ちに待った春の集いですものね。それも第七回目の、すばらしいと、お思いになりません?皆さん。

 さてと、困りましたわ、その集いの模様を紹介する事になったんです。しかも出席出来なかった会員さんに、その雰囲気を伝えて下さいって・・・。これから書く文章でその時の様子わかっていただければいいのですが・・・。

 前から会員さんに、「千代田公会堂は、大変みやすくその上親しみを感じさせる会場ですね」と云われておなじみの場所です。時計が十時半を指すと、受付からの連絡。「準備が、よければ入れます」会場入口には会員さんでいっぱい。花が咲いた様、それもそのはず、女の人達ばかりですもの・・・。

 雷蔵さんは、この日は十時半には、もう会場に姿をみせ「今までの集いでこんなに早く来たのは初めてやね」とあっちにうろうろこっちにうろうろ。

 開演を知らせるベル。いよいよ第七回春の集いの幕が上ります。ぱっと開ける明るい舞台、一寸フランス風の色彩でしたでしょ・・・。司会は皆様とごく親しい間柄になってしまっている芥川隆行さん。よどみない芥川さんの司会で登場した雷蔵さん。盛大な拍手の中をお元気な姿を見せました。胸につけた白バラの花が印象的でした。