仕事が早く終ればテレビの前に座って阪神に応援を送ります

僕のスポーツ歴は、小学生の頃のスモウから始まります。今でこそ野球が盛んですが、当時はスモウや、柔道、剣道などの方が国策に沿っていたものでした。勿論、中学に入ってからは、柔道や剣道に打ちこみました。

終戦後、ものすごいブームに乗って、僕も、ゴムマリ野球になじみはじめえました。小さな空地を見つけて投げる、打つ、走る、マッ黒になって日の暮れるのも忘れて飛び廻りました。

こうしているうちに、やる野球から、見る野球に移って行きました。

プロ野球が二リーグに分裂する直前、即ち、阪神タイガースが、藤村、若林、別当、呉、本堂などの名選手をようして全盛を誇っていた頃です。何という事なしにタイガースのファンになった僕は、その日その日の勝負に一喜一憂し、猛烈なファンになっていました。

ちょくちょく近くの甲子園に出かけ、選手の一投一打に拍手を送ったものでした。最初の日本選手権試合も見ましたし、古くからのプロ野球ファンとして誇りに思っています。

一方、やる方といえば、歌舞伎時代にも、関西歌舞伎チームを作って、北上弥太郎クン達と一緒に試合をやりました。当時、関東歌舞伎にはチームがありましたが、関西にはなく、速製チームとはいえ、関西歌舞伎の野球チームの草分けと自負しています。もっとも、その後僕達が抜けて、野球熱が下がって、草が生えてしまっていますが・・・。