快晴!ゆっくり起きて、朝食もTVのニュースをみながら食後のコーヒーまでゆったり、まったり過ごす?ホテルをチェックアウト
の際に、もう一度やってきますねと、ホテルのみなさんにお話しする。
今日は楽チンの1ヶ所巡り23番薬王寺(やくおうじ)へ・・・のはずが、無事にお参りをすませて、JR日和佐駅にある道の駅で足湯に入って超・ゆっくりしてもまだ午前中、そうすると、むくむくと遍路魂(苦笑)が目を覚まして、「やっぱり行こう!もう一ヶ所」で、ガイドブックを見る。20番鶴林寺か21番太龍寺になるが、どちらも“大変なところらしい?”、さてどちらにしようか?ケーブルで行けるのが21番太龍寺(たいりゅうじ)。JR桑野駅からバスでケーブル乗り場まで行けるらしい?ケーブル=高いところ、そして高いところ大好き人間としては魅力的だ!で、日和佐駅から普通に乗り込み、桑野で途中下車。
ところが、バスは1時間半後にしかやって来ない。駅前タクシーのドライバーさんに相談して、遍路の登山口まで行ってもらうことにした。タクシー代3,190円はちょっと出費だが、ランチと晩飯を節約すれば事足りる。それに、結構面白い会話を楽しめることがこれまでの経験からわかっている。もう一つ!今回タクシーに乗るのはこれが初めてだし、といろいろ言訳しつつ(誰に?自分に?)登山口へ。結構きついから、登山口に立てかけてある金剛杖を持っていくように、ドライバーさんにアドバイスされ、「えぇ〜、でも・・・」と言うところにすかさず「これも、お接待。なるべくキレイな杖を持っていきなさい」ときて、ありがたくお接待を受けました。これって、やっぱり正解だった。この杖、この後、一緒に「南風」「ひかり」「はやて」「こまち」とJRの多くの列車に乗り継いで、八戸・金木・秋田を一緒に廻って、ただ今は東京に置いてある。来年のお遍路スタートから、また一緒。
遍路の登山口はやはりなかなかのも。しっかり汗をかいて30分後に到着。この太龍寺は標高610mの高地にあり、石段を登った所に山門、さらに坂を上りきった所に本坊、六角堂、護摩堂がある。本堂や大師堂などはそこから更に長い階段を登ったところにある。長い階段は山中にある札所のお決まりみたいなもの。でも、弥谷寺にくらべれば“軽い・軽い”と、偉そうに思うみわはかなり“遍路なれ”したのか!帰りは大好きなケーブルカーであっというまに下界へ。ケーブルカーから眺める那珂川は何と!あのごまふあざらしの“なかちゃん”が住んでいた川とのこと、そういえば大騒ぎしてたよね。もう昇天してしまったけれどね。
今回の四国遍路はこの太龍寺でおしまい。来年は高知から再スタートし、愛媛県に入る予定。何せ、伊予の国はほとんど未踏なので、来年中には結願を迎えたいと思っている。
制覇:53札所 残り:35札所
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