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『眠狂四郎殺法帖』(1963年・日本)〔カラー〕 4月16日(月) 後9:00〜10:22 妖刀・無想正宗から繰り出される円月殺法で敵を斬(き)るニヒルな浪人・眠狂四郎。週刊誌に連載され人気を博した柴田錬三郎の小説「眠狂四郎無頼控」を、市川雷蔵の主演で映画化した娯楽時代劇シリーズ第1作。 加賀前田藩の奥女中・千佐から、命を守って欲しいと依頼された狂四郎は、密貿易に絡む争いに巻き込まれていく。本作では狂四郎に円月殺法を伝授した老僧も登場、彼の生い立ちもかいま見える。
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『眠狂四郎女妖剣』(1964年・日本)〔カラー〕 4月17日(火) 後9:00〜10:22 小説「眠狂四郎無頼控」を映画化した人気娯楽時代劇シリーズの第4作。 隠れ切支丹狩りを背景に、色と阿片におぼれる将軍の娘、貿易商人、切支丹の聖女、第1作からの宿敵・陳孫などが登場。様々な思惑が絡み合い、狂四郎の出生の秘密も明らかになる。
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『眠狂四郎炎情剣』(1965年・日本)〔カラー〕 4月18日(水) 後9:00〜10:24
柴田錬三郎の小説「眠狂四郎無頼控」を映画化し、市川雷蔵のはまり役となった「眠狂四郎」シリーズ第5作。 狂四郎は武家の未亡人のあだ討ちを助けたことから、幕府に献上すべき海賊・鳥羽水軍の財宝を横領した藤堂家の陰謀に巻き込まれてしまう。口封じのため、海賊の末えいが次々に藤堂家が差し向けた刺客の手にかかる中、狂四郎は円月殺法で敵に立ち向かう。
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『眠狂四郎無頼剣』(1966年・日本)〔カラー〕 4月19日(木) 後9:00〜10:20
円月殺法を操るニヒルな浪人・眠狂四郎の活躍を描いた、娯楽時代劇シリーズ第8作。 義憤にかられた浪人・愛染は仲間と共に江戸の町を火の海にし、老中水野を討つ計画をたてていた。狂四郎は江戸を火の海から救うために立ち上がる。今回は、時代劇のベテラン伊藤大輔監督の脚本を得てスケールアップ。狂四郎と愛染が、共に円月殺法で対決するクライマックスは圧巻。 |
【日本映画専門チャンネル】
<市川雷蔵 現代劇全仕事>
銀幕の貴公子・市川雷蔵は時代劇だけじゃない!現代劇の名作・傑作大特集!
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〜被差別部落出身であることを隠して生きる青年の運命を綴った島崎藤村の名作を、「炎上」「ぼんち」に続いて市川崑監督と市川雷蔵が組んだ第3作目。藤村志保の映画デビュー作。
明治30年代の信州。小学校教師の丑松(市川)は亡き父の言葉に従い、被差別部落出身であることをひた隠しにしている。丑松は部落民解放を叫ぶ運動家・猪子(三国)を慕うが、猪子にも秘密を打ち明けられない。やがて丑松が部落出身であると噂が流れる。〜 破戒 1962 白黒
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〜三島由紀夫の小説「金閣寺」の映画化。市川雷蔵の現代劇映画初出演作。 若い学僧の溝口吾市(市川)は、酷い吃音がゆえに、亡き父親に聞かされていた驟閣寺の美しさのみを心の支えとして生きてきた。しかし、彼は住職(中村)の俗物ぶりや観光地に成り下がった寺の姿に絶望し、自殺しようとするが失敗、ついには驟閣に火を放つ。 金閣寺の“絶対美”に対する“人間”の生々しい姿を鋭く描いた傑作。名キャメラマン・宮川一夫のモノクロによる映像美が見事。〜 炎上 1958 白黒
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〜平次は、辻斬りや婦女誘拐の元兇が三万八千石の大名金森頼錦の邸内にいるらしく、頼錦と瓜二つの幽霊が現れ、領民は悪政に苦しみ直訴を企てている事を知る。金森家では、悪評を打ち消すために家宝の茶入れを将軍に献上しようとする。
平次が探りを入れ始めると、お静が誘拐された。そして、捜索を続ける内に金森家の当主万之助と双生児だった千之助の存在が明らかになってくるのだった。〜 銭形平次捕物控 幽霊大名 1954 白黒
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〜江戸名物神田祭りの宵宮から本祭りにかけて、矢次早に起こった刺青連続殺人事件に平次が乗り出す。被害者が持っていた東海道五十三次の浮世絵に赤い猪、白い龍、緑の馬など色とりどりの十二支が描かれていたことを参考に事件は解き明かされてゆくが・・・。〜
銭形平次捕物控 人肌蜘蛛 1956 カラー
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〜一介の流れ者だった祐天こと祐天仙之介は、甲斐の大親分のもとで博徒ざむらいとして名をあげていったが、その賭場を狙う組の用心棒を斬ったことから悪徳代官との確執を深めることになる。
幕末の動乱の中、ヤクザが新選組に参加し武士になり、さらに盗賊となってしまう運命の転変を生きる波乱の人生を描く市川雷蔵主演の異色時代劇。〜 博徒ざむらい 1962 白黒
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〜津山十万石藩主小森家の落とし種・長谷部平馬は、お家との絶縁条件として大金を手にする。フラリと旅に出た平馬は、その道中、松平福姫と知り合い忽ち意気投合。お見合いを強制され、悩む姫に同情する平馬だったが・・・。〜 江戸へ百七十里 1962 カラー
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〜鉱山景気で沸き立つ宿場では、仏の勘造一家と絹屋源兵衛一家、そして第三の勢力、松次郎親分の炭屋が張り合い、無法と暴力の町と化していた。そこへ手裏剣を使う異風の浪人・伊吹新之介が馬に乗って現れる。
新之介は勘造一家と源兵衛一家の小競り合いを収め、酒場で勘造一家と大乱闘を繰り広げた。その活躍ぶりに目を付けた松次郎により新之介は客分として迎え入られ、さらに新之助は五十両で、勘造一家を潰す約束を交わし、早速、勘造一家の賭場荒らしをやってのけたのだが・・・。〜 赤い手裏剣 1965 カラー
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〜神田八丁堀の溝板横丁に住んでいる弥次郎兵衛(市川雷蔵)と喜多八(林成年)。借金を抱え、大家の佐兵衛から家賃を催促されると、穴を掘って逃げる始末で、喜多八を慕う佐兵衛の娘・おきん(江島みどり)も、だらしのない様子にガッカリ。 そんなある日、喜多八は流行のオランダ熱にかかって急に声が出なくなり、なじみの医師・細野久庵(山茶花究)を訪ねるが、久庵は特効薬の究理石を持ち、京へ旅立った後だった。二人は久庵を追って京へ向かう。 同じ頃、久庵の特効薬を奪って一儲けしようと企てる舶来屋の浪人二人も久庵の後をつけていた。弥次喜多の二人は久庵に追いつき、声が出るようになるが、江戸は鬼門だとばかりに二人は一路西へ向かう。そんな中、弥次喜多は、道中師のおこん(阿井美千子)と出会い、彼女が件の浪人ものから奪ったという財布を渡されるが。〜 弥次喜多道中 1956年 白黒
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〜ある晩、義賊・鼠小僧次郎吉は、目明し伝七に追われて、一軒の料理屋へ逃げ込んだ。そこには女たちを前に馬鹿踊りに興じている男がいた。だが男はひょっとこ面をつけ、次郎吉は頬被りをしていたため、互いの顔を知らないまま、別れた。 翌朝、江戸日本橋から東海道を下る、男の姿があった。男の名は名門旗本・遠山河内守の嫡男・金四郎であった。彼は義母の思惑を察して、弟に家督を譲ろうと、わざと放蕩無頼の生活に身を投じたのだ。そんな彼の優しい心情を父に知られてしまい、慌てて家を飛び出したのであった。 一方、鼠小僧次郎吉も同じ頃、東海道を下っていた。金四郎と次郎吉は箱根山中の茶店で、弥次喜多の二人組と笠を取り違えてしまったことが縁となって意気投合し、共に一緒に旅をしようと約束した。未来の判官・金四郎と泥棒の次郎吉、互いの正体を知らぬまま旅を続ける二人の前に待ち受ける運命はいかに?!〜 怪盗と判官 1955 白黒
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〜江戸の夕暮、煙と焔が吹き上がる火事場の湯島聖堂。“は組”の必死の消火活動で火事は納まったが、小頭の源太(市川雷蔵)と纏持ちの半次(千葉登四男)は、旗本・松平刑部(伊沢一郎)が自分の邸を守るため鬼面組に命じ火元と邸の間にある民家を無法にも壊したことに激しい怒りを覚えた。さらに面白がって民家を壊す鬼面組とそれを止めようとするは組は一触即発となるが、老中・池田筑前守(黒川彌太郎)の出現で事なきを得た。 は組の組頭・長五郎の独り娘・お光(近藤美恵子)は源太に想いをよせていたが、長五郎も二人を一緒にして跡目を譲りたいと思っていた。しかし源太には小染(嵯峨三智子)という将来を誓いあった芸者があり、半次はお光を前々から慕っているという複雑な三角関係となっていた。〜 あばれ鳶 1956 白黒
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〜兄の仇討に筑後柳川から江戸へ来た北原竜四郎(市川雷蔵)は、柳原堤の茶店で知り合った平手造酒(黒川彌太郎)と、真剣勝負を試みる。深川芸者・お紺(水戸光子)の家に身を寄せ、胸の病を知りつつ酒びたりの日々をおくっていた造酒だったが、彼の腕と度胸を認め、笑って刀をひいた。竜四郎は、茶屋の娘・お雪(嵯峨三智子)と親しくなり、やがてともに心から愛しあうようになったが、祖父の伊作(水野浩)は彼の名を知ると、訳も言わずにお雪に交際を禁じた。失踪したお雪の父・門川好蔵(市川小太夫)こそ竜四郎の探す仇だったのだ。〜 潮来出島美男剣法 1954 白黒
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〜明治元年、旧徳川幕府に忠誠を貫いた会津藩には、板垣退助(杉山昌三九)率いる官軍が国境に迫っていた。藩校・日新館で学ぶ16歳と17歳の少年たちで編成された白虎隊には、周囲からの期待が大きかったが、多感な隊士の中には、朝敵となってまで戦わなければならないのかと、割り切れない思いを抱く者もいた。 その一人、篠原準之助(市川雷蔵)は、兄の戦死により己の疑念を捨て、家族や許婚の百合(峰幸子)とも別れ、親友・池上仙吉(花柳武始)等とともに出陣する。〜 花の白虎隊 1954 白黒
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〜藤原一族の貴族政権がすでに崩壊の前夜にあった平安末期の初夏の頃。平忠盛(大矢市次郎)は西海の海賊征伐から凱旋したが、武士を冷遇する公卿たちの横暴で恩賞を与えられず、永年の貧窮生活であったため、馬を売ってささやかな祝宴を張って郎党たちをねぎらった。 数日後、その恩賞にからんで公卿の藤原時信(石黒達也)が謹慎させられたと聞いた忠盛は、驚いて長男の清盛(市川雷蔵)を時信のもとにやった。清盛はそこで時信の娘・時子(久我美子)に出会い、強く心を惹かれるのだった。時子の弟・時忠(林成年)と東市の酒場で飲んでいた清盛は、商人・朱鼻の伴卜(進藤英太郎)から自分の父が白河上皇(柳永二郎)だと聞かされ衝撃を受ける。さらには、郎党の木工助家貞(菅井一郎)から、母・泰子(木暮実千代)が八坂の僧とも関係があったことを聞かされる。自分は一体誰の子だ…苦悩する清盛は問い詰めるが、忠盛はとりあわなかった。 やがて平氏は比叡山延暦寺と対立、騒動の中、忠盛の死を乗り越えて清盛は成長していく。〜 新・平家物語 1955 カラー
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