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弥次喜多道中 1956年80分モノクロ 〜神田八丁堀の溝板横丁に住んでいる弥次郎兵衛(市川雷蔵)と喜多八(林成年)。借金を抱え、大家の佐兵衛から家賃を催促されると、穴を掘って逃げる始末で、喜多八を慕う佐兵衛の娘・おきん(江島みどり)も、だらしのない様子にガッカリ。そんなある日、喜多八は流行のオランダ熱にかかって急に声が出なくなり、なじみの医師・細野久庵(山茶花究)を訪ねるが、久庵は特効薬の究理石を持ち、京へ旅立った後だった。二人は久庵を追って京へ向かう。同じ頃、久庵の特効薬を奪って一儲けしようと企てる舶来屋の浪人二人も久庵の後をつけていた。弥次喜多の二人は久庵に追いつき、声が出るようになるが、江戸は鬼門だとばかりに二人は一路西へ向かう。そんな中、弥次喜多は、道中師のおこん(阿井美千子)と出会い、彼女が件の浪人ものから奪ったという財布を渡されるが・・・。〜
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あばれ鳶 1956年90分モノクロ 〜江戸の夕暮、煙と焔が吹き上がる火事場の湯島聖堂。"は組"の必死の消火活動で火事は納まったが、小頭の源太(市川雷蔵)と纏持ちの半次(千葉登四男)は、旗本・松平刑部(伊沢一郎)が自分の邸を守るため鬼面組に命じ火元と邸の間にある民家を無法にも壊したことに激しい怒りを覚えた。さらに面白がって民家を壊す鬼面組とそれを止めようとするは組は一触即発となるが、老中・池田筑前守(黒川彌太郎)の出現で事なきを得た。は組の組頭・長五郎の独り娘・お光(近藤美恵子)は源太に想いをよせていたが、長五郎も二人を一緒にして跡目を譲りたいと思っていた。しかし源太には小染(嵯峨三智子)という将来を誓いあった芸者があり、半次はお光を前々から慕っているという複雑な三角関係となっていた・・・。〜
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続花頭巾 1956年79分モノクロ 〜琉球王家按司金丸の次女・由美(山本富士子)は、島津家の琉球襲撃で一族を皆殺しに追い込み、財宝を奪った悪の一味の罪業を朝廷へ訴えるべく京に向っていた。琉球の戦で流れ矢に当たり消息を絶っていた姉・奈美(阿井美千子)が、生きながらえて名古屋城に監禁されていると知った由美は、鳥貝志馬(夏目俊二)の計らいで姉と対面、共に京へ向うが、竜ケ瀬逸当(羅門光三郎)、中迫丹下(杉山昌三九)ら一味がその後を追っていた。一方、由美に助勢する矢波弦太郎(市川雷蔵)と由美の従者・朱童子(林成年)は、由美に恋して日本にやってきた琉球の王子・久米寺舜馬こと舜王子(勝新太郎)の屋敷で、落し穴にはめられ、土牢に幽閉される。さらに奈美が由美と間違えられて舜馬一派に誘拐される。そして由美が逸当らに襲われた・・・。〜
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浅太郎鴉 1956年87分モノクロ 〜国定忠治(黒川弥太郎)の子分・板割の朝太郎(市川雷蔵)は、行方不明のいとこの徳二郎(舟木洋一)を探しに旅に出る。松代の宿場の賭場で再会するが、徳次郎は、親分・土手の喜太郎(杉山昌三九)に殺される。怒る浅太郎を喜太郎一味が取り囲む。朝太郎は喜太郎を斬ったが、傷を負い、山中に逃れて気を失った。そこへ、以前、喜太郎の子分に絡まれているところを救った百姓娘・おみよ(瑳嵯三智子)が通りかかり、朝太郎は助けられた。やがて、忠治が赤城山に立て篭もったという報せが入り、浅太郎はおみよと別れ、忠次のもとへ向かった。〜
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月形半平太 1956年109分カラー 〜文久三年、維新前夜の京の都。勤皇派だが、ひとり開国論を唱える長州浪士・月形半平太(長谷川一夫)は、同志からも異端児扱いを受け、その命すら狙われている身だった。そんな月形を頼って動乱の京都を訪れた青年武士・早瀬辰馬(市川雷蔵)は、藤岡九十郎(山形勲)、岡崎幸蔵(黒川弥太郎)ら同郷の長州浪士から、月形が長州藩の同志から離れようとしていることを知る。ある日、早瀬は月形の下宿にいたところを、突如刺客に襲われる。負傷した早瀬は蘭学医の間宮玄斎(大河内傳次郎)の家で養生することとなる。月形は、この刺客の正体が岡田であり、自分と間違えて襲ったのだと睨むが〜
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眠狂四郎女地獄 1968年82分カラー 〜荒涼とした北国を旅する眠狂四郎(市川雷蔵)は、侍を襲い密書を奪い取る一団を目撃したことから、家老の稲田外記(安部徹)と堀妥女正(小沢栄太郎)が対立する佐伯藩のお家騒動に巻き込まれる。外記派からは密書を奪ったと誤解され、妥女正派からは外記派とみなされた。次々と襲い来る美女たちの誘惑の罠をからくも切り抜ける狂四郎。やがて狂四郎は、外記派の成瀬辰馬(田村高廣)・妥女正派から雇われた剣の使い手・野々宮甚内(伊藤雄之助)と刃を交えつつも奇妙な友情を抱くようになるが…。〜
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眠狂四郎人肌蜘蛛 1968年81分カラー 〜眠狂四郎(市川雷蔵)は母の墓参のため、甲府へ立ち寄り、墓守の七蔵(寺島雄作)と再会した。だが、その土地では将軍家斉の妾腹の子、土門家武(川津祐介)と紫(緑魔子)の双子兄妹が暴虐の限りを尽くしていた。鬼館と呼ばれた二人の屋敷では、家武は闘技場で村人をいたぶり殺し、色欲に狂った紫は欲望の果てに相手の男を惨殺しているという。七蔵が育てた黒ミサの子・薬師寺兵吾(寺田農)が鬼館からの召出しを受けたことを聞かされた狂四郎は、兵吾の身代わりとなって鬼館へ踏み込むが…。〜
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喧嘩鴛鴦 1956年82分モノクロ 〜青年美剣士・保科新八郎(市川雷蔵)は、叔父の手紙を携えて京から東国へと旅立った。だが易者の頭天堂(大河内傳次郎)から、行く手には四十八人の容易ならざる女難が待ち受けていると言われる。早速、新八郎に首ったけの甚左衛門の娘・満枝(若杉曜子)、家老の娘・朱実(江島みどり)に追われるハメとなる。同じ頃、関白鷹司家の腰元の浪路(浜世津子)が密書を携え、大目付柳生大和守のもとへと旅立つが、密書を狙う穴沢一味の手によって殺害されてしまい、浪路から密書を託された新八郎は命を狙われる。やがて頭天堂や鳥追女のおけい(阿井美千子)らも仲間に加わり、共に東を目指すが、行く先々で女難が待ち受け、穴沢一味の追手も迫る。てんやわんやの東海道五十三次の道中、果たしてどうなるのか?〜
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おてもやん 1961年82分モノクロ 〜慶応三年の春。日本中が不安と混乱の渦中にあるなか、九州肥後熊本の城下も、勤皇の志士たちとそれを追う役人たちの争いで揺れていた。さらに、風太郎(かぜたろう)と呼ばれる盗賊が、因業な家から大金を盗んでは貧しい庶民に分け与えて喝采を浴びており、藩は混乱の度合いを深めていた。料亭「不知火」の女中で「おてもやん」の唄を得意とするおたえ(三木裕子)も大の風太郎びいきだったが、ある夜、外が騒がしい中、おたえは押し入れに身を潜めていた盗賊らしき男(三田村元)に口を塞がれ、縛り上げられてしまう。おたえは、騒ぎが静まったあと礼を言って出て行ったその男を風太カと信じこみ、その優しいそうな目にますます惚れ込んでしまう……。〜
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中島貞夫の邦画指定席 水曜19:00〜 |